秋のG1十二番勝負 最終戦 有馬記念の予想です。
十一番勝負を終えて、1勝10敗とボロ負け状態なので、このブログを見られる方は、あまり参考にしない方が良いとは思うが、懲りずに予想します。
僕の予想と各馬に対する短評を載せておきます。
○ ①ヴィクトワールピサ・・・兄のアサクサデンエン・スウィフトカレントが東京コース向きのマイルから2000m位がベストの馬だったので、過信は禁物だが、皐月賞も勝っているし、距離もギリギリこなせるのではないかと思う。
△ ②ネヴァブション・・・前走でステイヤーズステークス(過去20年で、ステイヤーズステークス→有馬記念のローテーションで馬券の対象になったのは、テイエムオペラオー1頭のみと不振)を使ったのは気になるが、今年は全て電光掲示板以上の成績を残しているし、不向きと思われた天皇賞(秋)でも5着に入線しているので、そこそこはあると思う。
③フォゲッタブル・・・昨年は4着だが、基本的に中山コースが向いているとは思えないのと、本調子には一息ではないか?ということで、見送りです。
④トーセンジョーダン・・・東京コースと中山コースでは、要求される資質が真逆に近いものがあるので、僕の記憶にある限りでは、その年のアルゼンチン共和国杯の勝ち馬が有馬記念で馬券の対象になった事はないような気がする。また、騎手がかなり微妙で、ここで勝ち負けするとなると、それこそ何かの冗談のような気がする。
⑤ルーラーシップ・・・素質自体は間違いなくあるので、先物買いで狙うとすれば、十分アリだとは思うが、中山コース向きとは言い難いので、ここは見送ります。
⑥ローズキングダム・・・出走取り消し
◎ ⑦ブエナビスタ・・・枠順が決まる前に、4枠か6枠に入った馬に注意と思っていたが、一番脈がありそうなのが、この馬です。昨年のオークスと同じ、4枠7番で今回も同枠に芦毛のメイショウベルーガが入った(オークスの時も同枠に芦毛のディアジーナが入った)ので、馬券の対象にはなりそうな気がします。
ただ、単勝で堅いかと言われると疑問で、①本質的に不向きな中山コース、②降着後で流れが悪いといった理由で、何かに遅れを取る事は、頭に入れておかなければなりません。それでも、実力的には断然なので、馬券の軸としては、最適だと思います。
⑧メイショウベルーガ・・・オグリキャップの引退レースの有馬記念が4枠8番で、同じ芦毛馬ということで、ノーマークも危険な気がするが、実際は、昨年のオークスのブエナビスタに対するディアジーナ(5着)のあたりに落ち着きそうな気がする。
脚質的には、直線の長いコース向きだが、パワータイプの馬なので、中山コース自体が全く合わないという事はないと思う。
⑨ダノンシャンティ・・・NHKマイルカップ以来のレースとなるが、この条件で勝ち負けに加わるような事があれば、それこそ怪物級です。ただ、フジキセキ産駒という事で、その時点で怪物級というイメージは無く、参加することに意義があるという程度でしょう。
▲ ⑩エイシンフラッシュ・・・ダービー馬だが、中山コース向きな気がする。終始緩みの無い展開になった時にに対する不安などはあるが、メジャーの中のマイナーが好きな僕にとっては、応援したい1頭である。
⑪トゥザグローリー・・・前走の中日新聞杯(G3)は完勝だったが、ダービーの時点で単勝が65.8倍の人気薄だった馬がここで激走するとは思えない。
⑫ドリームジャーニー・・・中山コースは得意だが、昨年も一昨年も展開が向いての結果だけに、過大視は禁物のような気がする。また、コース追いの調教パターンで結果を残してきた馬が、今回は坂路調教しかしていないというのも気がかりです。
× ⑬オウケンブルースリ・・・実力的には上位だし、状態はアップしているようだが、中山コースが向いているとは思えないので、穴馬の評価までです。
× ⑭ペルーサ・・・スタートに不安がある馬で、この手のタイプの馬はスタートを出遅れる事を前提に考えなければならない。そうなると、勝ち負けまでは少し足りない感じがする。
⑮レッドディザイア・・・順調ならば、それなりの評価が必要な馬だが、今回は無さそうな気がする。
⑯ジャミール・・・過去、16番枠の馬が有馬記念の馬券の対象になった事はなく、また、騎手も牡馬のG1で人気薄の馬を上位に持ってくるタイプの騎手ではないので、今回は見送り。
今回、ブエナビスタが負けるとすれば3歳馬のような気がするので、3連単のフォーメーション ①⑩→①⑦⑩→①②⑦⑩を買います。
< 追 記 >
今日の阪神競馬の第2レースでPOG馬のタマモダイナミックが見事勝利し、幸騎手の年間1000回騎乗に花を添えてくれました。前日は小倉競馬の樅の木賞でPOG馬のボレアスが2勝目を飾り、POG的には良い週末でした。
馬券に関しては、有馬記念は下記の通り外したが、阪神2レースの3連複、阪神3レースの馬連、中山7レース ホープフルステークスの3連複を的中(但し、いずれも最小単位)させ、プラスでJRA最終週を締める事が出来たので、良しとしておきましょう。
最後に有馬記念の回顧です。単純に①→⑦の馬単で良かった気がします。
1着 ①ヴィクトワールピサ ○・・・中山コースの内枠を最大限に利用し、見事勝ちました。本質的には中距離馬で、直線の短いコースの方が合うような気がしました。
2着 ⑦ブエナビスタ ◎・・・展開と通ったコースを考えると、間違いなく強い馬なのだが、運に見放されている感じがします。
3着 ⑪トゥザグローリー ・・・展開に恵まれた感が強く、来年もG1で活躍できるかと言われると微妙な気がするが、3着は3着です。
4着 ⑭ペルーサ ×・・・課題のスタートはきちんと出たものの、直線の急坂が合わなかったのか、4着どまりでした。来年のG1も馬券圏内までは来るかもしれないが、勝つとなると様々な条件がピッタリとはまらないと難しい気がします。
5着 ④トーセンジョーダン ・・・この騎手からすると健闘の部類に入るのだが、騎手を変えたとしてもG1を勝つまでの雰囲気は感じない。
秋のG1十二番勝負 1勝11敗 収支 ▲5960円 (購入合計 6800円 リターン840円)
年内の最後の競馬は、29日の笠松競馬&大井競馬場で行われる東京大賞典の予定です。何とか当てて、無事に年越しを迎えたいものです。