知り合いから台湾からの土産として鳳梨酥(パイナップルケーキ)を頂いた。
パイナップルケーキといえば、クッキーに近い生地の中にパイナップル餡が入っている台湾土産の定番の菓子だが、これまで一度も食べたことがなく、どんなもなか興味があった。今回頂いたメーカーのものは、中のパイナップル餡がパイナップル30%、冬瓜70%(メーカーのホームページの日本語版による)でさほどパイナップル味が強くなく、一口目は多少物足りなかったが、二口・三口と食べ進めるとちょうど良い甘さで、美味しく頂きました。
パッケージの原材料欄を見ると食品添加物がなさそうなのには好感が持てた。また、台湾の独特の表記としては、奶蛋素というものがあった。台湾という国は、宗教上(主に仏教)の理由などでベジタリアンが多いが、ベジタリアンの中でも完全な菜食(ネギ・ニラ・ニンニクといったにおいのきつい植物もNG)という方から、卵や牛乳はOK、肉・魚のみはNGという方までスタンスにばらつきがあり、そうした理由から、台湾の法律で素食(ベジタリアンの為の食事)に関する表示(5種類)を定めており、奶蛋素はその一つである(ちなみに奶は牛乳、蛋は卵なので、食品に牛乳と卵は含まれているという意味である)。国によって食品表示が違うというのは、一つの発見であった。
パッケージには、原材料のほかにカロリーなども書かれていたが、100グラム当たり397キロカロリーで、パイナップルケーキ1個あたり45グラム(プラスマイナス5グラム)だったので、3つも4つも食べるとかなりのカロリーオーバーに・・・ということは、明日からダイエットのための運動が必要です。
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