どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ブナ林の四季・白神山地

2013年09月02日 | 絵本(自然)
ブナ林の四季・白神山地  

   ブナ林の四季・白神山地/しゃしん・ぶん 府瀬川秀司/そうえん社/2008年初版

 世界自然遺産に登録されている白神山地の四季の写真絵本です。

 すっぽりと雪にとざされたブナ林。
 芽吹いたばかりのブナの葉っぱ
 梅雨になると、雨雲がふか緑色のブナ林をつつみこむ
 秋空に映えるブナ林の黄葉
 葉っぱをおとした銀にかがやくブナ林

 どのページをとっても圧倒されほどのあざやかな自然をみることができます。

 ブナは高さ25m以上、直径は1~1.5m、寿命は200~250年で、落ち葉が厚く積もって大量の水をたくわえて、たくさんの生き物をはぐくむことができるという。
 こんな自然も温暖化の影響でどれだけながらえることができるか心配になる。

 大分前に、遠回りして箱根のブナを見たことを思い出させてくれた。