どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

えっちゃんの森

2015年07月13日 | あまんきみこ
えっちゃんの森  

    えっちゃんの森/作:あまん きみこ 絵:西巻 茅子/フレーベル館/2002年初版

 

 たぬき新聞にミスたぬきと紹介された「えっちゃんはミスたぬき」、どんどんセミをつかまえセミにかえられててしまう「だいちゃんぜみ」、空のうえのいろとりどりのふうせんばたけにまよいこむ「ふうせんばたけはさあらさら」の三つの話がのっています。

 絵のタッチがどこかで見たような感じがあって「わたしのワンピース」の西巻さんというので納得しました。

 「きつねのおきゃくさま」で、はじめて、あまんさんお話にひかれ、読んでみましたが、なんとも心がほんわかする世界です。

 安房直子さんの本を読んでいて、図書館の棚は五十音順なので、すぐそばにあまんさんのものもあったのですが、これまでは読んでいませんでした。

 あまんさんのお話は、うんうんいいながら素直に響いてきます。