ぽっとんころころ どんぐり/いわさ ゆうこ/童心社/2019年
どんぐりには いろいろありますが この絵本ではクヌギです。
ぽとぽと ぽったん ぼっとん ころころ
ばったん ぽっとん ころころ ばったん
どんぐりの落ちる音(手書き文字)がさまざまに表現されていて、それだけで秋を感じます。
家にも十年になるクヌギがあるのですが、これほどではありませんが、ときどき ぽとんという音が聞こえてきます。気がつくと道路いっぱいのどんぐり。
そして、いつのまにか土の表面には小さな芽がいくつも芽吹いています。何年か前に落ちたどんぐりが、いつのまにか芽を出していて、命のつながりを感じます。
描かれたものものですが、何百個ものどんぐりが繊細にえがかれ、木、どんぐりの特徴がでています。
木というと何十年という時間の単位が必要ですが、我が家のクヌギは成長が早く、十年で8mはこえています。
どんぐりは 少し前は、駒ややじろべえにして遊びました。そして落ち葉は肥料に。先人は無駄なく利用していました。