どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぽっとんころころ どんぐり

2020年12月07日 | 絵本(自然)

    ぽっとんころころ どんぐり/いわさ ゆうこ/童心社/2019年

 

どんぐりには いろいろありますが この絵本ではクヌギです。

ぽとぽと ぽったん ぼっとん ころころ

ばったん ぽっとん ころころ ばったん

どんぐりの落ちる音(手書き文字)がさまざまに表現されていて、それだけで秋を感じます。

家にも十年になるクヌギがあるのですが、これほどではありませんが、ときどき ぽとんという音が聞こえてきます。気がつくと道路いっぱいのどんぐり。

そして、いつのまにか土の表面には小さな芽がいくつも芽吹いています。何年か前に落ちたどんぐりが、いつのまにか芽を出していて、命のつながりを感じます。

描かれたものものですが、何百個ものどんぐりが繊細にえがかれ、木、どんぐりの特徴がでています。

木というと何十年という時間の単位が必要ですが、我が家のクヌギは成長が早く、十年で8mはこえています。

どんぐりは 少し前は、駒ややじろべえにして遊びました。そして落ち葉は肥料に。先人は無駄なく利用していました。