ふ・ふ・ふ/作・梅田さとえ 絵・多田ヒロシ/あかつき/2017年
「ふ」からはじまる「ことば」が繰り返されます。
ふくろうの「ふ」。ふうせんの「ふ」
魔女が 火を「ふ」くと ふわーっ ふきこぼれ よろけた魔女がねこを「ふんずけちゃって」
ねこが にわとりを ふんづけ
にわとりが かえるを ふんづけ その かえるが お花を ふんづけ
・・・
・・・
あたりまえの 言葉がなかったら?
考えたこともない世界。
意思疎通ができず、学ぶことも 本を読む楽しみも、歌もなく、詩もうまれず 歴史もなくなる!!
”ふ”だけでなく 五十音すべてで 考えられそう。