Bペアの2番子
新しい巣 7月6日

Bペアは、1番子を育てた巣は使わず、少し離れた場所に新しい巣を作った。
最初の巣は、1番子が使っていたからか、それとも別の理由があるのかはわからない。
7月28日には4羽の雛が確認できた。


7月29日には5羽。上の子は餌をもらいに泳ぎ出る。餌はトンボだった。その様子を見る残りの4羽

次の子が飛びこんだら、お母さんが潜ってしまった。

そして、7月30日には6羽目が生まれる

Bペアは、結局1番子も6羽(生き残ったのは5羽だが)、2番子も6羽孵らせたことになる。
カイツブリだらけになりそうだ。
ところが、次の日の7月31日に事件が起きた。
お昼前にのこのこ観察に出かけると、巣はもぬけの殻。
もう巣から連れ出したのかと近くを探すと、池の向こう岸に何人か集まっていて、どうやらカイツブリ一家がいるらしい。
私の近くにいたご婦人が、なんでもヘビに襲われたようだと言っていた。
あわてて、雛の数を数えようとしたが、親もなんだかパニクッテいるようだし、背中に乗っている雛や池に浮かんでいる雛が右往左往していて確かめられない。
そこへカルガモの一団が現れる。
ボートに乗ってカイツブリ一家を写真に撮っていた人が、カルガモの一団をなにやら追い払っている様子。
そして、あとで向こう岸にいらした知人に様子を尋ねると、もしかしたら、カルガモがカイツブリの雛を食べてしまったかもしれないということだった。
騒ぎを見るのに精いっぱいで写真はほとんど撮っていないが、こんな写真が写っていた。

ちびの雛がおぼれる寸前。なんとか上の子の背中に乗ろうとしていた。でもカルガモ集団が去った後、雛の姿はなくなっていた。
その後カイツブリ一家の姿が見えなくなったが、帰りにまた見に寄ってみると、3羽の雛が戻っていた。

親が戻ってきて3羽を背に乗せると、暗くなるまで巣には戻らず、池にそのまま浮かんでいた。

8月2日、雛はやっぱり3羽。父親と思われるカイツブリが、巣の傍に行って、なにやら調べているような様子。そして、一声鳴くと、3羽を連れた母親は巣に向かった。「もう安全だよ。」と伝えたのだろうか。

巣に戻った3羽

残りの3羽は、ヘビに襲われたのか、カルガモに食べられたのか、それとも溺れてしまったのか、いなくなってしまったことは確かだった。
やれやれ、とりあえず3羽は生きていてくれたと思っていたのだが、私がその3羽を最後に確認したのは8月3日。

そのあと、日をあけて行ってみると、雛はたった1羽になってしまっていた。
8月24日の雛

9月10日の雛

9月11日の雛 もう少しでひとり立ちだろうか。

というわけで、Bペアの2番子の子育ても残念な結果に終わってしまった。
巣が安全でないと、雛も安全には育たない。そして、2番子の時期は、ヘビや他の生き物の活動も活発になり、危険も増えるということなのだろうか。
C・D・Eペアの話に続く
新しい巣 7月6日

Bペアは、1番子を育てた巣は使わず、少し離れた場所に新しい巣を作った。
最初の巣は、1番子が使っていたからか、それとも別の理由があるのかはわからない。
7月28日には4羽の雛が確認できた。


7月29日には5羽。上の子は餌をもらいに泳ぎ出る。餌はトンボだった。その様子を見る残りの4羽

次の子が飛びこんだら、お母さんが潜ってしまった。

そして、7月30日には6羽目が生まれる

Bペアは、結局1番子も6羽(生き残ったのは5羽だが)、2番子も6羽孵らせたことになる。
カイツブリだらけになりそうだ。
ところが、次の日の7月31日に事件が起きた。
お昼前にのこのこ観察に出かけると、巣はもぬけの殻。
もう巣から連れ出したのかと近くを探すと、池の向こう岸に何人か集まっていて、どうやらカイツブリ一家がいるらしい。
私の近くにいたご婦人が、なんでもヘビに襲われたようだと言っていた。
あわてて、雛の数を数えようとしたが、親もなんだかパニクッテいるようだし、背中に乗っている雛や池に浮かんでいる雛が右往左往していて確かめられない。
そこへカルガモの一団が現れる。
ボートに乗ってカイツブリ一家を写真に撮っていた人が、カルガモの一団をなにやら追い払っている様子。
そして、あとで向こう岸にいらした知人に様子を尋ねると、もしかしたら、カルガモがカイツブリの雛を食べてしまったかもしれないということだった。
騒ぎを見るのに精いっぱいで写真はほとんど撮っていないが、こんな写真が写っていた。

ちびの雛がおぼれる寸前。なんとか上の子の背中に乗ろうとしていた。でもカルガモ集団が去った後、雛の姿はなくなっていた。
その後カイツブリ一家の姿が見えなくなったが、帰りにまた見に寄ってみると、3羽の雛が戻っていた。

親が戻ってきて3羽を背に乗せると、暗くなるまで巣には戻らず、池にそのまま浮かんでいた。

8月2日、雛はやっぱり3羽。父親と思われるカイツブリが、巣の傍に行って、なにやら調べているような様子。そして、一声鳴くと、3羽を連れた母親は巣に向かった。「もう安全だよ。」と伝えたのだろうか。

巣に戻った3羽

残りの3羽は、ヘビに襲われたのか、カルガモに食べられたのか、それとも溺れてしまったのか、いなくなってしまったことは確かだった。
やれやれ、とりあえず3羽は生きていてくれたと思っていたのだが、私がその3羽を最後に確認したのは8月3日。

そのあと、日をあけて行ってみると、雛はたった1羽になってしまっていた。
8月24日の雛

9月10日の雛

9月11日の雛 もう少しでひとり立ちだろうか。

というわけで、Bペアの2番子の子育ても残念な結果に終わってしまった。
巣が安全でないと、雛も安全には育たない。そして、2番子の時期は、ヘビや他の生き物の活動も活発になり、危険も増えるということなのだろうか。
C・D・Eペアの話に続く