鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

沖縄宮古島にて アオバズクとコノハズク

2018年07月19日 | 野鳥
フクロウの仲間は夜行性なので、たいていは夜でないと活動しない。たまに昼間に見られることもあるが、目をつぶっていることが多く、時には目を開かせようと脅かす人もいたりして問題になる。

奄美や他の沖縄の島々でも今まではナイト・ウォッチングで探し、フラッシュを使ったり、一瞬ライトを当てたりして鳥にストレスを与えないと写真には撮れないことが多かった。

ところが、宮古島のリュウキュウアオバズクやリュウキュウコノハズクたちは、昼間に大きな目を開けて堂々と活動しているところが見られる。それだけ個体数が多いからなのだろうか。

亜種リュウキュウアオバズク





そこには、3羽の巣立ち雛と親鳥2羽が止まっていた。
全部を一度に画面に入れることはできない。

4羽を写す。


羽の模様が乱れているような状態なのが巣立ち雛だろう。

別の角度から3羽


2羽ならんでいるところ


みんな丸々とした目を開けて、こちらを見ているようだ。そのうち1羽の親が飛び立っていった。

亜種リュウキュウコノハズク

人と話しているとき、なんとなく目をやると、目の前に大きな枯葉のようなものが垂れ下がっているので、400mmのレンズを向けて撮ると、なんとコノハズクだった。



画面からはみ出してしまうので、ズームをひいて何枚か撮ると、さすがに飛んで逃げる。でも、十分近い位置に止まるので、いろいろな角度から撮ることができた。





こちらは別の個体





こちらは耳がしっかり立っているように見える。

昼間から鳴いているので、鳴くときは喉元が膨らむ様子まではっきり見ることができた。

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