秋、急に水場に現れる鳥の一番手は、ヒヨドリだ。水場周辺がヒヨドリの声でかなり賑やかになり、集団で現れる。
シジュウカラやメジロ、新参の渡り鳥などをたいてい追い払い、騒がしく水を飲みに来る。
(しかし、毎年繰り返されるこの光景をめったに写真には撮らなかった。)
▲水場に現れたヒヨドリ
▲シメとヒヨドリ
ヒヨドリたちは水を飲むばかりではなく、やはり水場の周りの木の実を目当てに来ていることが多い。
▲エノキの実を狙うヒヨドリ
▲イイギリの実を狙うヒヨドリ
▲これはサカキの実だろうか。その他クロガネモチも水場のまわりに生えている。
また、ある日には、一年を通して水場にはめったに現れないムクドリも複数個体現れた。
▲水場に現れたムクドリ
▲ムクドリの目当ても落ちているエノキの実のようだ。
オナガの群れが大挙して現れた日もあった。
▲水場に現れたオナガの群れ
▲水場の横に生えているモミジに、エノキの実がひっかかっていて、それを採取している。
さらに、ハシブトガラスもやってきた。
▲水場に現れたハシブトガラス
▲水場の上のエノキの実を食べるハシブトガラス
これらの鳥たちも、現在はほとんどやってこない。
みな他所で他の餌を食べて、その近くの水場(川や池、木のうろに溜まった水など)で水を飲んでいることが多い。
でも、木の実の有無にかかわらずやってくる常連さんももちろんいる。
▲シジュウカラ
▲メジロ
▲エナガ
▲ウグイス(冬の常連)
▲アトリ(冬の常連)
冬の鳥たちの一番の目当ては、とにかく食べ物を見つけて生き抜くことなので、餌場中心の活動になるのだろう。
春になれば、また繁殖場所や子育て場所をめぐって活動するので、水場に現れる鳥たちの様子も変わってくるかもしれない。
しかし、この冬は、鳥の種類も個体数も少ないように思う。
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