日々

穏やかな日々を

介護職の働き方実態調査へ 厚労相

2017年04月10日 17時04分20秒 | 行政
介護職の働き方実態調査へ 厚労相
2017年4月6日 (木)配信共同通信社

 塩崎恭久厚生労働相は5日の衆院厚労委員会で、人手不足や重労働が問題となっている介護職の働き方について、初の実態調査に乗り出す方針を示した。
 厚労省は、医師を対象に労働時間や常勤、非常勤の内訳などを調べており、塩崎氏は「介護職でも実態がどうなっているか調査したい」と述べた。民進党の岡本充功氏への答弁。
 景気が回復基調のため、低賃金の介護職は敬遠されがちで、他産業に人材が流れ、老人ホームや訪問介護などの現場は人手不足が深刻化。労務管理が適切でない事業所もあり、夜勤の長時間1人勤務や、月ごとの夜勤回数に制限がないことなどが指摘されている。
 厚労省は2020年代初頭には介護人材が約25万人不足すると推計している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療事故調査制度:初の提言 カテーテル事故、再発防止

2017年04月10日 02時19分02秒 | 行政
医療事故調査制度:初の提言 カテーテル事故、再発防止
2017年4月6日 (木)配信毎日新聞社

 医療死亡事故の第三者機関への届け出を全医療機関に義務づけた医療事故調査制度で、日本医療安全調査機構は5日、制度に基づく初の再発防止への提言をまとめ公表した。中心静脈カテーテル挿入に関する死亡事故についてで、首や肩の太い静脈から栄養剤などを投与する際、動脈などを傷つける危険性が高く、事前の検査や実施の判断をより慎重に行うよう求めた。
 日本医療安全調査機構は今回、届け出のあった事故のうち、院内調査を終え、報告書の提出があった226件について詳しく分析した。中心静脈カテーテル挿入は多くの医療機関で広く行われているが、危険性が以前から指摘されていた。今回の対象の中にも死亡事故は10件あった。分析の結果、針を深く刺し過ぎ、近くにある動脈を傷つけたことが死亡の主な原因になっていたことから、同機構は、事前に超音波検査で血管の位置関係を把握することや、より安全な別の処置を選べないか複数の医師で検討するよう提言した。
 また院内調査を終えた事故のうち、約2割の50件は調査委員会に外部委員が参加しておらず、報告書が1~3ページしかないものも34件あった。再発防止策や委員構成の点で報告内容に納得できないなどとして、遺族が同機構に調査を依頼したのは13件。医療機関が機構に対し院内調査の検証を依頼したケースもあった。【熊谷豪】
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇医療事故調査制度
 全国の医療機関に対し、診療行為中に患者の死亡事故が起きた時、第三者機関「日本医療安全調査機構」への届け出と、院内調査を義務付ける制度。医療事故の再発防止が期待されている。遺族が院内調査の結果に納得できない場合、再調査を依頼できる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犯罪被害者給付を見直し 夏に提言、警察庁が検討会

2017年04月10日 00時18分58秒 | 行政
犯罪被害者給付を見直し 夏に提言、警察庁が検討会
2017年4月6日 (木)配信共同通信社

 警察庁は6日、犯罪被害者への給付制度を見直すため、専門家による有識者検討会を立ち上げると明らかにした。10日に初会合を開き、夏ごろに提言を取りまとめるとしている。
 現行制度では、親族間の事件においては、ドメスティックバイオレンス(DV)といった一部しか支給を認めていないが、基準を見直す。重傷病者への支給期間や金額についても、拡充する方向で議論を進める。
 給付制度は1981年に始まり、地下鉄サリン事件などをきっかけに拡充されてきた。2015年度に対象となったのは遺族給付金が242件で約7億1千万円、重傷病給付金が177件で約4300万円、障害給付金が104件で約2億2千万円だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳がん、肝機能を下げる恐れ ATRなどが解明

2017年04月10日 00時14分01秒 | 医療情報
乳がん、肝機能を下げる恐れ ATRなどが解明
2017年4月6日 (木)配信朝日新聞

 乳がんが肝臓の遺伝子のはたらきを乱すことを、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などの研究グループが解明し、国際科学誌に6日、発表した。肝臓を肥大化させ、肝機能が下がる恐れがあるという。
 がんが転移していないのに、別の臓器の異常を引き起こすことは確認されているが、仕組みはよく分かっていない。
 研究グループは、マウスに乳がんを移植し、肝臓や肺などではたらく遺伝子への影響を調べた。その結果、本来は肝臓で24時間周期ではたらく遺伝子で、活発にはたらく時間がずれたり活動パターンが変わったりしていた。この遺伝子のはたらきの変化が肝臓に影響すると考えられており、詳しく調べたところ、肝臓がストレスを受けたり、肝細胞が肥大化したりしたことを確認した。
 通常は体重の4・5%ほどの重さの肝臓が5~6%程度まで大きくなることが、実験したすべてのマウスで確認された。グループは今後リズムの崩れと肥大化の関連を詳しく調べる。
 ATR主任研究員の河岡慎平グループリーダー(がん個体生理学)は、「研究が進めば、がんを根治できなくても乳がんが肝臓に与える悪影響を防げる可能性がある」と話す。(石塚翔子)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がん細胞、体内時計乱し肝臓に負担 京都ATR研究

2017年04月10日 00時04分52秒 | 医療情報
がん細胞、体内時計乱し肝臓に負担 京都ATR研究
2017年4月6日 (木)配信京都新聞

 がん細胞が24時間周期の体のリズムを乱し、肝臓に負担を与えていることが関西文化学術研究都市の国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)の研究で分かった。がん患者に多い肝臓の肥大や不眠は体内時計の故障が原因の可能性がある。新たな治療法の開発や患者の生活の質向上につながる成果で、米国科学誌オンコターゲットに6日、掲載された。
 研究グループは、ATR・佐藤匠徳特別研究所の河岡慎平主任研究員、北條広朗研究員ら。マウスに悪性の乳がん細胞を移植し、体内各所の細胞の遺伝子約2万個について働きの変化を網羅的に調べた。
 がん転移が広がる前の3日から1週間後には、体内で24時間の規則的な周期を作る主要な「時計遺伝子」のNr1d1遺伝子が肝臓で働き(発現)が抑えられており、このため他の遺伝子の働くリズムも乱れ、リズムが失われたり、働きが昼夜逆転したりした遺伝子もあった。
 リズムが乱れたのは、細胞を傷つける酸化ストレスの抑制や、細胞分裂に関わる遺伝子で、実際にマウスの肝臓で酸化ストレス増大や肥大が認められた。
 河岡さんは「がん細胞は正常な臓器に悪影響を与えるが、その仕組みの一端が分かった。悪影響を抑えることができれば、生活の質を落とさずに患者が延命できる」と話している。


すっごいことが分かるんだね~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン