「預けられないのが理想」 ゆりかご10年、熊本市長
2017年4月20日 (木)配信共同通信社
熊本市の大西一史(おおにし・かずふみ)市長は20日の記者会見で、同市の慈恵病院が匿名で子どもを受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置して5月10日で10年を迎えることについて「預けられる子どもがいないことが理想。国全体で育児しやすい環境の整備が必要だ」との認識を示した。
大西市長は「ゆりかごによって救われる命があったことは評価できるが、安易な棄児につながる例もある」と指摘。その上で「ゆりかごが利用されないためにも、匿名出産など海外の事例も踏まえて国も課題を共有してほしい。一自治体や一民間病院の取り組みで済む話ではない」と述べた。
2017年4月20日 (木)配信共同通信社
熊本市の大西一史(おおにし・かずふみ)市長は20日の記者会見で、同市の慈恵病院が匿名で子どもを受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置して5月10日で10年を迎えることについて「預けられる子どもがいないことが理想。国全体で育児しやすい環境の整備が必要だ」との認識を示した。
大西市長は「ゆりかごによって救われる命があったことは評価できるが、安易な棄児につながる例もある」と指摘。その上で「ゆりかごが利用されないためにも、匿名出産など海外の事例も踏まえて国も課題を共有してほしい。一自治体や一民間病院の取り組みで済む話ではない」と述べた。