10歳未満の男児脳死 埼玉医大総合医療センター
臨2017年4月24日 (月)配信共同通信社
日本臓器移植ネットワークは22日、埼玉医大総合医療センターに頭部外傷のため入院していた6歳以上10歳未満の男児が21日午後7時22分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が脳死判定と臓器提供を承諾した。年齢が公表されている中では、15歳未満は13例目。
移植ネットによると、家族は「息子から生きる意味を学び、生きたいと思う意志を強く感じ、臓器提供を決断した。勉強も運動も一番を目指す自慢の息子で、どこかで誰かの未来のために役立ち、共に生きていけることを誇りに思う」と話したという。
心臓は国立循環器病研究センター(大阪)で10代の男性、肺は福岡大病院で50代女性、肝臓は国立成育医療研究センター(東京)で10歳未満の女児、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は藤田保健衛生大病院(愛知)で30代女性、もう片方の腎臓は防衛医大病院(埼玉)で60代男性に移植。小腸は医学的理由で断念した。
2010年の改正移植法施行で、15歳未満は家族の承諾で臓器提供ができるようになった。
臨2017年4月24日 (月)配信共同通信社
日本臓器移植ネットワークは22日、埼玉医大総合医療センターに頭部外傷のため入院していた6歳以上10歳未満の男児が21日午後7時22分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が脳死判定と臓器提供を承諾した。年齢が公表されている中では、15歳未満は13例目。
移植ネットによると、家族は「息子から生きる意味を学び、生きたいと思う意志を強く感じ、臓器提供を決断した。勉強も運動も一番を目指す自慢の息子で、どこかで誰かの未来のために役立ち、共に生きていけることを誇りに思う」と話したという。
心臓は国立循環器病研究センター(大阪)で10代の男性、肺は福岡大病院で50代女性、肝臓は国立成育医療研究センター(東京)で10歳未満の女児、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は藤田保健衛生大病院(愛知)で30代女性、もう片方の腎臓は防衛医大病院(埼玉)で60代男性に移植。小腸は医学的理由で断念した。
2010年の改正移植法施行で、15歳未満は家族の承諾で臓器提供ができるようになった。