高齢者の療養生活支援 穏やか住居 病院近くに
地域 2017年4月14日 (金)配信山陰中央新報
島根県川本町川本の社会医療法人仁寿会加藤病院が運営する「医療近接型住まい」が同病院近くに完成し、12日に見学会があった。退院先に困っていたり、自宅復帰が不安だったりする高齢者らに利用してもらう一時的な住まいで、日常的な医療や介護をはじめ、同町商工会の協力を得て、食事や日用品の宅配サービスも提供。医療と介護、福祉、商業が連携し、入居者の暮らしを支える。
地域包括ケアシステムの柱の一つである「住まいづくり」の一環で、県と町の補助金を活用した。同病院が町中心部にあり、商店など都市機能が集約している強みを生かした。
開設場所は、同病院近くの駐車場を利用。名前は「穏(おん)」で木造平屋の2戸。ともに広さ約30平方メートルで、車いすでも利用できるバリアフリールームになっている。風呂やベッド、電化製品なども完備し、入居費用は月額3万7200円(税別)。入居期間は原則3カ月。ゴールデンウイーク明けの入居開始を予定している。総事業費は約1600万円。
福祉機関とも連携し、食事や見守りの支援も導入したい考え。加藤節司院長は「家族や友人も集える療養スペース。住まいの選択肢を増やすことで、生活の質の向上に貢献したい」と話した。
問い合わせは仁寿会地域包括ケア推進室、電話0855(72)3220。
地域 2017年4月14日 (金)配信山陰中央新報
島根県川本町川本の社会医療法人仁寿会加藤病院が運営する「医療近接型住まい」が同病院近くに完成し、12日に見学会があった。退院先に困っていたり、自宅復帰が不安だったりする高齢者らに利用してもらう一時的な住まいで、日常的な医療や介護をはじめ、同町商工会の協力を得て、食事や日用品の宅配サービスも提供。医療と介護、福祉、商業が連携し、入居者の暮らしを支える。
地域包括ケアシステムの柱の一つである「住まいづくり」の一環で、県と町の補助金を活用した。同病院が町中心部にあり、商店など都市機能が集約している強みを生かした。
開設場所は、同病院近くの駐車場を利用。名前は「穏(おん)」で木造平屋の2戸。ともに広さ約30平方メートルで、車いすでも利用できるバリアフリールームになっている。風呂やベッド、電化製品なども完備し、入居費用は月額3万7200円(税別)。入居期間は原則3カ月。ゴールデンウイーク明けの入居開始を予定している。総事業費は約1600万円。
福祉機関とも連携し、食事や見守りの支援も導入したい考え。加藤節司院長は「家族や友人も集える療養スペース。住まいの選択肢を増やすことで、生活の質の向上に貢献したい」と話した。
問い合わせは仁寿会地域包括ケア推進室、電話0855(72)3220。