ベルギー天才児、大学中退 「10歳で卒業」を拒否
2019年12月11日 (水)配信共同通信社
【ハーグ共同】オランダの大学を世界最年少の9歳で今月、卒業見込みだったベルギーの男児ローラン・シモンズ君が中退した。欧州メディアが10日伝えた。大学側が当初予定になかった複数の試験を受けるよう求めたが、受ければ10歳となる来年半ばに卒業がずれ込むため、拒否した。ローラン君は既に外国の2大学から誘われたとしているが、未公表。
ローラン君が電気工学を専攻していたアイントホーフェン工科大は9日発表の声明で、来年半ばだとしても極めて早い卒業だと強調、中退決定は「残念だ」としている。
父親は「先週までは全てうまくいっていた」と主張。試験要求は「大変奇妙だ」と訴えた。
ローラン君は高校までの課程を8歳までで終わらせ、大学へ。生物医学と電気工学を融合した研究を含む3年の課程を約9カ月でほぼ終えた。人工臓器の開発を夢見る。
ギネス世界記録は、米少年が10歳4カ月で大学を卒業したのがこれまでの最年少だとしている。
2019年12月11日 (水)配信共同通信社
【ハーグ共同】オランダの大学を世界最年少の9歳で今月、卒業見込みだったベルギーの男児ローラン・シモンズ君が中退した。欧州メディアが10日伝えた。大学側が当初予定になかった複数の試験を受けるよう求めたが、受ければ10歳となる来年半ばに卒業がずれ込むため、拒否した。ローラン君は既に外国の2大学から誘われたとしているが、未公表。
ローラン君が電気工学を専攻していたアイントホーフェン工科大は9日発表の声明で、来年半ばだとしても極めて早い卒業だと強調、中退決定は「残念だ」としている。
父親は「先週までは全てうまくいっていた」と主張。試験要求は「大変奇妙だ」と訴えた。
ローラン君は高校までの課程を8歳までで終わらせ、大学へ。生物医学と電気工学を融合した研究を含む3年の課程を約9カ月でほぼ終えた。人工臓器の開発を夢見る。
ギネス世界記録は、米少年が10歳4カ月で大学を卒業したのがこれまでの最年少だとしている。