日々

穏やかな日々を

広島県知事の核兵器廃絶を訴え

2020年08月12日 22時50分23秒 | 戦い

「核抑止論は虚構に過ぎない」 湯崎英彦・広島県知事

戦後75年特集

 被爆75年の今日ここで、我々は、人々の予想と願いを裏切る大きな二つのことを目の当たりにしています。一つは、75年は草木も生えないという予言に抗(あらが)い、広島がこのように誇るべき復興を遂げているということ。もう一つは、この日までには、と願い続けてきた核兵器廃絶が、残念ながら未(いま)だ遠い現実であるということです。

 本日、被爆75年を迎えるにあたり、原爆犠牲者の御霊(みたま)に、広島県民を代表して、謹んで哀悼の誠を捧げるとともに、未だ後遺症で苦しんでおられる被爆者や、犠牲となった皆様に核兵器廃絶の報告もままならぬご遺族の方々に、改めて、心からのお見舞いを申し上げます。

 我々の切なる願いに反し、昨今の核兵器廃絶を巡る情勢は、極めて厳しい状況です。改めて、核兵器国を中心とする各国に、核兵器不拡散条約の遵守(じゅんしゅ)、核兵器禁止条約の批准、核軍備管理・軍縮にかかる枠組みの堅持、核実験自粛堅持と包括的核実験禁止条約の早期発効、そして核兵器の永久放棄を強く求めます。

 なぜ、我々広島・長崎の核兵器廃絶に対する思いはこうも長い間裏切られ続けるのでしょうか。それは、核による抑止力を信じ、依存している人々と国々があるからです。しかしながら、絶対破壊の恐怖が敵攻撃を抑止するという核抑止論は、あくまでも人々が共同で信じている「考え」であって、すなわち「虚構」に過ぎません。万有引力の法則や原子の周期表といった宇宙の真理とは全く異なるものです。それどころか、今や多くの事実がその有効性を否定しています。

 一方で、核兵器の破壊力は、アインシュタインの理論どおりまさに宇宙の真理であり、ひとたび爆発すればそのエネルギーから逃れられる存在は何一つありません。したがって、そこから逃れるためには、決して爆発しないよう、つまり、物理的に廃絶するしかないのです。

 幸いなことに、核抑止は人間の作った虚構であるが故に、皆が信じなくなれば意味がなくなります。つまり、人間の手で変えることができるのです。

 支配者であった武士階級が明治維新で廃止されたように、かつて最も敵対した国同士が今は最も親密であるように、どのようなものでもそれが人々の「考え」である限り転換は可能であり、我々は安全保障の在り方も変えることができるはずです。

 いや、我々は、核兵器の破壊力という物理的現実の前にひれ伏し、人類の長期的な存続を保障するため、「考え」を変えなければならないのです。

 もちろん、凝り固まった核抑止という信心を変えることは簡単ではありません。新しい安全保障の考え方も構築が必要です。核抑止から人類が脱却するためには、ローマ教皇がこの地で示唆されたように、世界の叡知(えいち)を集め、すべての国々、すべての人々が行動しなければなりません。

 草木も生えないと言われた75年には残念ながら間に合いませんでした。このことについて、我々はすべての原爆犠牲者と被爆者に頭(こうべ)を垂れねばなりません。そして、改めて、被爆者がまだ存命の間、一刻でも早い時期に核兵器を廃絶することを、全ての国連加盟国が一致し、新たな目標として設定することをここに提案します。

 皆さん、今こそ叡知を集めて行動しようではありませんか。後世の人々に、その無責任を非難される前に。

 令和2年8月6日

 広島県知事 湯崎英彦

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広島市長の平和宣言

2020年08月12日 22時41分39秒 | 戦い

「人類の脅威に対して連帯を」 広島市長が平和宣言

戦後75年特集

 1945年8月6日、広島は一発の原子爆弾により破壊し尽くされ、「75年間は草木も生えぬ」と言われました。しかし広島は今、復興を遂げて、世界中から多くの人々が訪れる平和を象徴する都市になっています。

 今、私たちは、新型コロナウイルスという人類に対する新たな脅威に立ち向かい、踠(もが)いていますが、この脅威は、悲惨な過去の経験を反面教師にすることで乗り越えられるのではないでしょうか。

 およそ100年前に流行したスペイン風邪は、第一次世界大戦中で敵対する国家間での「連帯」が叶(かな)わなかったため、数千万人の犠牲者を出し、世界中を恐怖に陥(おとしい)れました。その後、国家主義の台頭もあって、第二次世界大戦へと突入し、原爆投下へと繫(つな)がりました。

 こうした過去の苦い経験を決して繰り返してはなりません。そのために、私たち市民社会は、自国第一主義に拠(よ)ることなく、「連帯」して脅威に立ち向かわなければなりません。

 原爆投下の翌日、「橋の上にはズラリと負傷した人や既に息の絶えている多くの被災者が横たわっていた。大半が火傷(やけど)で、皮膚が垂れ下がっていた。『水をくれ、水をくれ』と多くの人が水を求めていた」という惨状を体験し、「自分のこと、あるいは自国のことばかり考えるから争いになるのです」という当時13歳であった男性の訴え。

 昨年11月、被爆地を訪れ、「思い出し、ともに歩み、守る。この三つは倫理的命令です」と発信されたローマ教皇の力強いメッセージ。そして、国連難民高等弁務官として、難民対策に情熱を注がれた緒方貞子氏の「大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。自分のだけの平和はありえない。世界はつながっているのだから」という実体験からの言葉。これらの言葉は、人類の脅威に対しては、悲惨な過去を繰り返さないように「連帯」して立ち向かうべきであることを示唆しています。

 今の広島があるのは、私たちの先人が互いを思いやり、「連帯」して苦難に立ち向かった成果です。実際、平和記念資料館を訪れた海外の方々から「自分たちのこととして悲劇について学んだ」、「人類の未来のための教訓だ」という声も寄せられる中、これからの広島は、世界中の人々が核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて「連帯」することを市民社会の総意にしていく責務があると考えます。

 ところで、国連に目を向けてみると、50年前に制定されたNPT(核兵器不拡散条約)と、3年前に成立した核兵器禁止条約は、ともに核兵器廃絶に不可欠な条約であり、次世代に確実に「継続」すべき枠組みであるにもかかわらず、その動向が不透明となっています。世界の指導者は、今こそ、この枠組みを有効に機能させるための決意を固めるべきではないでしょうか。

 そのために広島を訪れ、被爆の実相を深く理解されることを強く求めます。その上で、NPT再検討会議において、NPTで定められた核軍縮を誠実に交渉する義務を踏まえつつ、建設的対話を「継続」し、核兵器に頼らない安全保障体制の構築に向け、全力を尽くしていただきたい。

 日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかりと果たすためにも、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止めて同条約の締約国になり、唯一の戦争被爆国として、世界中の人々が被爆地ヒロシマの心に共感し「連帯」するよう訴えていただきたい。また、平均年齢が83歳を超えた被爆者を始め、心身に悪影響を及ぼす放射線により生活面で様々な苦しみを抱える多くの人々の苦悩に寄り添い、その支援策を充実するとともに、「黒い雨降雨地域」の拡大に向けた政治判断を、改めて強く求めます。

 本日、被爆75周年の平和記念式典に当たり、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、被爆地長崎、そして思いを同じくする世界の人々と共に力を尽くすことを誓います。

令和2年(2020年)8月6日

広島市長 松井一実

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マスクつけても職場感染 消防署クラスター、なぜ起きた

2020年08月12日 17時00分15秒 | ウイルス

マスクつけても職場感染 消防署クラスター、なぜ起きた

2020年8月11日 (火)配信朝日新聞
 

 山梨県の甲府地区消防本部南消防署管内の消防署員5人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生してから3週間近くが過ぎた。新たな感染者は確認されていないが、感染経路は分からないままだ。社会生活の維持に必要な仕事に就く「エッセンシャルワーカー」へのPCR検査を求める声も上がっている。

 南消防署では7月22日、20代の署員の感染が判明。発症前後に勤務しており、濃厚接触者の同僚3人と知人1人の感染も明らかになった。24日には濃厚接触者ではないものの30代の同僚の感染も分かった。

 感染は、署員の間でなぜ広がったのか。

 署員5人は消防や救急の仕事にあたっていた。救急搬送では防護具を着用するため、搬送患者から感染する可能性は低く、食事や仮眠を共にしていたこととの関連が指摘されている。

 南消防署によれば、署員らは昼食を自分の机で食べていたが、対面や隣席に人がいる場合、アクリル製の仕切りを設けていた。仮眠室は、小さな場所でも12~13畳で、1人3~4畳分を利用。ベッドの間隔も空けていた。

 ただ、換気扇を回していたかは未確認で、今後はドアの開放や扇風機などの利用も検討する。

 芦沢岳副署長は「換気が不十分だったかもしれないが、通常はマスクを着用して勤務しており、飛沫(ひまつ)対策などはしっかりやってきた。ここまでやって防げないのは恐ろしい」と話す。

 署員の感染が判明した直後、市保健所では全署員117人の聞き取り調査をした。濃厚接触者とは別に、体調不良を訴えた署員のPCR検査もした。

 しかし、無症状の署員は検査をせず、そのまま勤務を続けた。この対応については、関係者から疑問の声もあがる。

 県内の消防署で働く救急隊員は「無症状でも感染している場合があり、不安な署員もいたはず。クラスターが発生したなら、安心して働くためにも全員のPCR検査をしてほしかった」と訴える。

 実際、救急隊員の感染が7月に判明した兵庫県姫路市では、隊員が勤める消防署の70人全員のPCR検査をした。広報課は「市民に安心して119番をしてもらうため、市長が判断した」と話す。

 甲府市保健所の担当者は「病院や高齢者施設なら自分で症状を訴えられない人もいるので検査するが、今回はそこまで感染が広がらないだろうと判断した。やれないことはないが、100人を検査するのは大変」と説明する。

 一方、日本医師会COVID―19有識者会議でPCR検査の利用推進の提言をまとめた宮地勇人・東海大学医学部教授(臨床検査学)は「症状のない人に行政検査は必要ないというのが国の強い方針。しかし、これでは感染拡大は止められない」と指摘する。

 「消防や警察など公共性の高い仕事に就くエッセンシャルワーカーについては、全員に定期的に検査をしていくべきだ」との考えを示している。(永沼仁)

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パンデミック

2020年08月12日 16時45分25秒 | ウイルス

パンデミック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
 
1918年、米国カリフォルニア州オークランドでのスペインかぜの流行=オークランド公立図書館
 
2002年11月1日~2003年8月7日の
SARS重症急性呼吸器症候群)の流行
SARS感染による死者が出た国・地域(黒)
SARS感染者が出た国・地域(赤)
SARS感染者が確認されなかった国・地域(灰)

パンデミック: pandemic)は、ある感染症伝染病)の世界的な大流行を表す語[1][2][3]。語源は、ギリシア語のpandēmos (pan-「全て」+ dēmos「人々」)である[4]

疾患、特に感染症の流行は、その規模に応じて (1) エンデミック、(2) エピデミック、(3) パンデミックに分類される[5][6]。このうち最も規模が大きいものがパンデミックである。

endemic エンデミック(地域流行)
特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態[7]。地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。「流行」以前の段階。風土病もエンデミックの一種にあたる。
epidemic エピデミック(流行)
特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること[8]。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することを「アウトブレイク(outbreak)」と呼ぶ。
pandemic パンデミック(汎発流行)
(さらに流行の規模が大きくなり)国境や大陸を越え、世界中で感染症が流行すること[9][10]世界流行[11]世界的流行とも。

世界保健機関(WHO)は、ひとつひとつの感染症のパンデミックの(その時点での)状況を6つのフェーズ(段階)に区別して分類している。

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スーパー・スプレッダー

2020年08月12日 16時35分58秒 | ウイルス

スーパー・スプレッダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
 
香港・ホテル・メトロポール9階の見取り図。この階に宿泊した男性客をキーとして、重症急性呼吸器症候群 (SARS) のスーパー・スプレッディング現象が発生した

スーパー・スプレッダー(: super-spreader[1][2][3][4]は、感染症を引き起こす病原体に感染したホストのうち、通常考えられる以上の二次感染例を引き起こす者を指す。スーパー・スプレッダーは、自分以外の多くの人へ感染を拡大させることから、感染症コントロール・感染症疫学上での大きな懸念材料となる。またスーパー・スプレッダーによる多数の感染例を、「スーパー・スプレッディング[—現象/事例]」と呼ぶこともある[5][6][7][8]

スーパー・スプレッダーの存在はパレートの法則(80:20の法則)に従うとされ[9]、この場合20%の感染者が他80%への感染に関与していることになるが、スーパー・スプレッダーの関与割合はこれより高いことも低いこともある[10]。ある感染症でスーパー・スプレッディング現象が発生している場合、接触者追跡英語版をしても、往々にして多くの感染者は二次感染をほとんど起こしていない。

スーパー・スプレッディング現象は、集団免疫の低下、院内感染の発生、病原体側の病原性の強さvirulenceウイルス感染価英語版誤診飛沫感染免疫抑制、また他の病原体との重感染など、複数の因子が重なって発生するとされる[11]

この現象は、2002年から2003年に発生した重症急性呼吸器症候群 (SARS) の流行時に大きく注目されたが、不顕性感染のまま腸チフスを拡散させ続けたメアリー・マローン(「チフスのメアリー」)など、古くからもその例はいくつか存在する[2][12]

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コロナ迅速検査、9月目標 塩野義、25分で判定

2020年08月12日 16時25分31秒 | ウイルス

コロナ迅速検査、9月目標 塩野義、25分で判定

2020年8月11日 (火)配信共同通信社
 

 塩野義製薬は7日、新型コロナウイルスの感染の有無を約25分で判定できる新たな検査手法について、9月に提供開始することを目指すと発表した。現行のPCR検査と同等の精度で迅速な検査が可能となる。8月をめどに厚生労働省に申請する。

 新たな検査手法は「革新的核酸増幅法(SATIC=サティック=法)」と呼ばれ、日本大と群馬大、東京医科大の共同研究チームが開発した。専門の技師や検出機器を必要とせず唾液などから検出できるという。

 塩野義は経済産業省と厚生労働省から計373億円の助成金を受けることも発表した。助成金により新型コロナワクチンを生産する体制を構築する。2021年1月にも一部医療機関に限定して供給を始め、21年末までに年間3千万人分以上のワクチン生産体制を整えたい考えだ。

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寮生活のリスク浮き彫り 松江の高校クラスター、相部屋や食堂・浴室共用

2020年08月12日 16時15分10秒 | ウイルス

寮生活のリスク浮き彫り 松江の高校クラスター、相部屋や食堂・浴室共用

2020年8月11日 (火)配信中国新聞
 

 松江市の立正大淞南高で9日判明した新型コロナウイルスの大規模なクラスター(感染者集団)は、強豪サッカー部の寮を舞台に、異例の90人超えの感染へと膨らんだ。島根県でのこれまでの感染確認数の3倍を上回る。大勢が共同生活をする寮のリスクを浮き彫りにし、専門家はどこでも起こり得るとして「きちんと検証し、広く対策を伝える必要がある」と警鐘を鳴らす。

 同校サッカー部は、全国高校選手権に18回、全国高校総体(インターハイ)に13回の出場を誇る。県外出身者が多く、部員138人のうち122人が、部専用の「陽光寮」で生活する。

 異変が起きたのは5日。8日にいち早く感染が確認された男子生徒に38度台の発熱が見られた。6日には計19人が一気に発症。9日になって、帰省中の2人を除く計119人のPCR検査を実施し、3分の2の80人が陽性と判明した。うち30人が頭や喉の痛み、倦怠(けんたい)感、味覚障害などの症状を訴えた。

 学校によると、寮は2人部屋で、食堂や浴室、トイレなどは共用。部員の一部は、7月23~25日に大阪、8月3、4日に鳥取、同4~6日に香川へ遠征し、複数の学校との練習試合をしていたという。

 松江保健所の竹内俊介所長は、遠征先で複数の部員が感染した可能性を指摘。「(感染力が強い)スプレッダーがいるのは確かだが、一人でこれだけ広げる例はあまり聞かない」と話した。

 島根県の感染確認は7日時点で29人だったが、今回のクラスター関連で8、9日に新たに計93人が判明した。感染拡大は寮生にとどまらない。この93人のうち、自宅から通う6人の部員や部に関わる教員2人、仕事で寮に出入りしていた70代男性と同居人3人への波及も見られる。

 10日に記者会見した丸山達也知事は「学校側が19人も発症した6日の時点で感染の広がりを疑うことができなかったのか。検証し、改善してほしい」と、再発防止策を求めた。

 島根大医学部の礒部威教授(呼吸器・臨床腫瘍学)は「食事中に感染が広がった可能性が高いのではないか。寮で共同生活する生徒は、家族のようなもの。今回の事例から、寮内での対策をすぐに発信すべきだ」と強調した。

■練習試合の相手44人は陰性確認 鳥取県、調査を継続

 鳥取県は10日、松江市の立正大淞南高サッカー部と練習試合を行った県内の高校の生徒たち関係者のうち44人にPCR検査を実施し、全員の陰性を確認した。

 県によると、県西部の複数の高校が7月末から8月初めにかけて練習試合をしたという。11日以降も接触者の調査と検査を続ける。

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松江の高校校長「生徒に落ち度はない」 集団感染で謝罪

2020年08月12日 16時03分25秒 | ウイルス

松江の高校校長「生徒に落ち度はない」 集団感染で謝罪

2020年8月12日 (水)配信朝日新聞
 

 松江市は10日深夜、新たに3人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。クラスターが発生した立正大淞南高校(松江市大庭町)の生徒2人と、すでに感染が確認されている生徒の同居人1人。重症者はいないという。同校の生徒、教職員の感染者は計91人になった。

 松江市は厚生労働省のクラスター対策班の派遣を要請し、感染拡大の原因を調べる。県内の感染者は計126人。

 市によると、新たに感染が確認された生徒はサッカー部と野球部の部員各1人。サッカー部員は9日のPCR検査では陰性だったが、37度台の発熱があり、10日の再検査で陽性を確認した。同校の生徒309人と教職員38人のうち、県外に帰省している生徒17人を除く計330人分の検体を採取し検査を進めている。まだ生徒96人の検査結果が出ていない。

 サッカー部を中心にクラスター(感染者集団)が発生した立正大淞南高校が11日未明、松江市役所で記者会見した。北村直樹校長は「大きな集団感染になったことをおわび申し上げる。生徒に落ち度はなく、学校の感染対策の不備に起因する」と陳謝した。

 同校では10日までに、生徒89人の感染が確認されているが、そのうち82人はサッカー部の同じ寮に住む生徒だ。この寮には約120人が入居しており約3分の2の生徒に感染が広まった。

 同校の説明によると、寮内では共同風呂で食堂も1カ所。県内で感染者が確認された4月以降、可能な限り分散して利用することや換気の実施、食事中の対面を避けることなどの感染対策を指導したが、上川慎二教頭は会見で「(風呂・食堂の)具体的な人数制限はしていなかった」とした。

 また、7月23日~8月7日にかけて実施した大阪、鳥取、香川への県外遠征では、マイクロバスで移動し、不特定多数が利用するサービスエリアでは降車しなかったという。20~25人ほどの部員が参加しており、大阪では宿泊し、鳥取、香川は日帰りだった。遠征後は、部員の検温結果を1週間記録していたという。上川教頭は「検証を重ねて、何とか大丈夫と判断した」と説明する。

 また、感染が確認された部員のうち、計19人が6日に発熱や頭痛などの症状が出ていたが、校医から保健所に連絡が入ったのは、初めて感染が確認された生徒が5日の発熱後に、味覚・嗅覚(きゅうかく)異常を訴えた7日。上川教頭は「感覚的には体調不良が多いと認識していたが、19人もいるとは6日時点で把握していなかった。熱中症の可能性もあり判断が難しかった」と説明した。(浪間新太、長田豊)

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坂本九さんがなくなられて

2020年08月12日 13時04分57秒 | ウイルス

坂本九さんがなくなられて、35年経つのだね~

私より二つ上

「上を向いて歩こう」が大ヒットした、二十歳の頃、出雲市に公演に来られ、なんと、見に行った私がいた。

始まる前、まだ、出雲市体育館ができていなかったので、会場は、今市小学校の体育館であり、その運動場で、キャッチボウルやスタッフと野球をしている九ちゃんを見ながら、ならんで会場には入れる時間になるまで、待っていた。

その頃、県立中央病院の看護学院生で寮生活をしていたかな~、友達と見に行ったかどうか忘れたけど、コオロギのような、ころころっと転がるような声と、口笛の透き通る音は今でも脳裏に残っている。

それから、20年経って、亡くなられたけど、残された家族の方があまりに可哀そうで、メディアでも、あまり、とりあげられなかったかな?

まだ子どもっほい、野球をしていた九ちゃんや、きれいな生の声。

亡くなられても、そんな、思い出のある、九ちゃんに、ほんとにありがとう。

 

 

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言葉なし、コロナの勢い

2020年08月12日 08時57分13秒 | ウイルス

コロナの感染能力に改めて、言葉なし

コロナの感染件数ばかりに気を取られては、憂鬱

テレビは、今後どうするか?政治家と医師の話し合い多く、患者、その家族の心そこにあらず

そして、また、感染者の一人になるかもと自分不安

高校生たちの思い出づくりの日々の映像が、涙さそう。

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島根県松江市新たに4人感染確認 4日間で100人確認に 新型コロナ

2020年08月12日 08時46分57秒 | ウイルス

島根 松江 新たに4人感染確認 4日間で100人確認に 新型コロナ

 

松江市は11日、市内に住む4人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。これで感染者の集団、クラスターが発生した市内の私立高校の生徒などで、この4日間に感染が確認された人は合わせて100人になりました。

松江市によりますと感染が確認されたのはクラスターが発生した立正大淞南高校の野球部の寮で生活する男子部員3人と、一般の生徒向けの寮で生活する男子生徒の合わせて4人で、重症の人はいないということです。

高校では今月8日からサッカー部の寮で生活する部員を中心に相次いで感染が確認され、11日までの4日間に感染が確認された人は生徒と教員が95人、それに生徒と同居する人など5人で、合わせて100人となりました。

松江市は、すでに帰省していた生徒を除くすべての生徒と教職員合わせて330人のPCR検査を終え、今後は感染が確認された人と同居する人などを中心に、調査を進めていくことにしています。

一方、この高校のサッカー部と練習試合を行っていた鳥取県の高校のサッカー部員ら89人については、全員の陰性が確認されたということです。

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新型コロナ 松江で91人感染 高校でクラスターか

2020年08月12日 08時30分50秒 | ウイルス

新型コロナ 松江で91人感染 高校でクラスターか

 2020年8月10日 (月)配信毎日新聞社

 松江市は9日、新型コロナウイルスに新たに91人が感染したと発表した。同市大庭町の立正大淞南高校の生徒ら関係者で、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる。8日には、10代の男子生徒の感染が確認され、生徒や教職員のPCR検査を進めていた。同校はスポーツの強豪校として知られ、7割が島根県外からの入学。寮も複数あるという。同校は8日から夏休みに入っている。

 県内の感染者数はこれまで31人で、一気に計122人になった。【小坂春乃】

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松江の高校クラスター、感染者90人以上に 寮生に集中

2020年08月12日 08時25分35秒 | ウイルス

松江の高校クラスター、感染者90人以上に 寮生に集中

2020年8月11日 (火)配信朝日新聞
 

 新型コロナウイルスに88人が感染し、クラスター(感染者集団)が発生したとされる松江市の立正大淞南(しょうなん)高校で、8日に最初に感染が確認された男子生徒が発熱の症状が出た後、いったん平熱に下がったとして登校していたことが分かった。88人はサッカー部員86人と教員2人。朝日新聞の取材に10日、同校の上川慎二教頭がこたえた。

 10日夜、市は同部員以外の生徒や教職員計約200人のほか、一部サッカー部員を対象に再検査でPCR検査を実施した結果を発表。当初陰性だったサッカー部員と野球部員、陽性が確認されたサッカー部員の同居者の計3人の陽性が新たに確認されたという。検査結果の出ていない生徒は96人いるという。

 上川教頭によると、男子生徒は寮生で、5日夜の就寝前、38度台の発熱があったが翌朝平熱に下がったとして登校。約30人のクラスで授業を受けた。午後に体調不良を訴えて早退し、寮で療養したという。

 感染した生徒のうち約80人が寮生。寮は2人一部屋で共同風呂で、食堂は1カ所。上川教頭は「寮生活や遠征での感染症対策はとっていた」と説明している。

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