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感染対策キット発売 地域バス向け、換気強化

2020年08月30日 14時55分32秒 | ウイルス

感染対策キット発売 地域バス向け、換気強化

 2020年8月28日 (金)配信共同通信社
 

 ソフトバンクやトヨタ自動車などが共同出資するモネ・テクノロジーズ(東京)は27日、新型コロナウイルス対策として、地域バスや通院用バスに使われている車向けに、隔壁やカーテンで座席を仕切ったり、換気性能を大幅に高めたりできる改造キットを開発し、受注を始めたと発表した。

 キットは、利用者の需要に応じてルートを柔軟に変える「オンデマンドバス」や、通院・通勤シャトルバスに使用されることが多いトヨタのワゴン車「ハイエース グランドキャビン」向け。天井から外気を取り入れて後部に流す独自技術の装置によって、新鮮な空気に入れ替えることができる。

 価格は78万1千円から。モネは同時に、さまざまな用途に対応できるよう座席配置を柔軟に変更できる新開発の車両も発表した。

 モネ・テクノロジーズの柴尾嘉秀(しばお・よしひで)副社長は、キットについて「感染を避けたい通院や通学の場面で必ず喜んでいただけると思う」と話した。

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脳のシナプス、人工的に再接続 マウスの神経疾患が回復

2020年08月30日 14時48分42秒 | 医療情報

脳のシナプス、人工的に再接続 マウスの神経疾患が回復

2020年8月28日 (金)配信朝日新聞
 

 途切れた神経回路を再びつなげることで、アルツハイマー病などの神経疾患を患ったマウスを回復させることができたと、慶応大や愛知医科大などのチームが発表した。神経疾患の病態解明や治療法の開発につながる可能性があるという。米科学誌「サイエンス」に28日、掲載された。

 神経細胞間のつなぎ目「シナプス」が途切れると、脳の信号が伝わりにくくなり、記憶や運動に支障をきたす神経疾患が起きるとされる。しかし、たくさんの種類があるシナプスをねらい通りにつなぐことは難しかった。

 チームは、シナプスの形成にかかわるたんぱく質を組み合わせ、途切れたシナプスの「橋渡し」ができる「人工シナプスコネクター」を作製。培養皿の中で、このコネクターが途切れたシナプスにくっつく様子を確認した。そのうえでアルツハイマー病、小脳失調、脊髄(せきずい)損傷の病態にしたモデルマウスにこのコネクターを投与すると、いずれも数日で症状が回復する傾向がみられたという。

 将来的にはヒトへの応用を視野に入れている。チームの柚崎(ゆざき)通介・慶応大教授(神経生理学)は「シナプスに着目した(神経疾患の)治療というのはまったく新しいもので、期待は大きい」と話している。(市野塊)

 

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関西の研究力でコロナ克服 大学・病院連携9月始動 本庶氏が統括

2020年08月30日 14時39分27秒 | ウイルス

関西の研究力でコロナ克服 大学・病院連携9月始動 本庶氏が統括

2020年8月28日 (金)配信共同通信社
 

 産学官でつくる関西健康・医療創生会議(議長・井村裕夫(いむら・ひろお)京都大名誉教授)は27日、関西の大学や病院が連携して新型コロナウイルス感染症の克服を目指す基礎研究プロジェクトを9月に始めると発表した。ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京大特別教授が統括する。

 世界中でワクチンや治療薬の開発が進むが、ウイルスの性質や感染時の体の反応は詳しく分かっていない。今回は京大、京都府立医大、大阪大、神戸大や主要病院などから免疫、ウイルスやゲノムの専門家らが参加。免疫の振る舞いや、感染した際の遺伝子の働きの変化などを6グループに分かれて研究する。

 重症化の兆しをいち早く捉えるための手法の開発や、重症化予防策の確立につなげるのが目標。期間は2022年7月までの予定だが、有望な発見はその都度発表する。

 記者会見にリモートで参加した本庶氏は「(研究利用する)検体の提供や交換をスムーズに行えることが大きい」と連携の意義を強調。「日本の研究は出遅れたが、潜在能力は決して劣っていない」と期待を語った。

 関西経済連合会は研究費に充てるため、コロナ対策基金から1億6500万円を寄付した。

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藤田医大、PCR検査増へ 1日最大1500件

2020年08月30日 14時33分42秒 | ウイルス

藤田医大、PCR検査増へ 1日最大1500件

2020年8月28日 (金)配信共同通信社
 

 藤田医大(愛知県豊明市)は28日、新型コロナウイルスのPCR検査数を、現状の1日当たり最大90件から1500件まで増やすと発表した。愛知県からの要請を受けた対応。新たな検査機器を導入し、来年1月までに順次検査数を増やしていく。また系列の3病院で、新型コロナ感染症の専用病床を計105床確保したと明らかにした。

 同大は愛知県が設置したドライブスルー方式のPCR検査所で採取された検体の検査などを行っている。同大を運営する藤田学園の星長清隆(ほしなが・きよたか)理事長は「検査件数が増えない状況を改善するため、大学の総力を挙げて危機に対応する」とコメントした。

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グエン・ドクさん、マスク1万枚以上を寄付 大阪と京都

2020年08月30日 14時13分52秒 | ウイルス

グエン・ドクさん、マスク1万枚以上を寄付 大阪と京都

 2020年8月28日 (金)配信朝日新聞
 

 ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれ、日本の医師らの分離手術を受けたベトナムのグエン・ドクさん(39)が、日本ベトナム友好協会大阪府連合会に不織布マスク1万2500枚を寄付した。マスクは連合会を通じ、府内の日本語学校や高齢者福祉施設、病院などに無償配布され、関係者から感謝の声が上がっている。

 ドクさんは双子の兄のベトさんと下半身の一部がつながった状態で生まれた。「ベトちゃん・ドクちゃん」と呼ばれ、戦争被害の象徴的な存在として、日本でも知られるようになった。1988年に分離手術が実施され、日本の市民団体も募金で支援した。兄のベトさんは2007年に26歳で亡くなった。

 ベトナム在住のドクさんはこれまで何度も日本を訪れ、自らの体験をもとに平和の尊さを訴えてきた。11年の東日本大震災発生後には、「第二の故郷の日本の人たちに恩返ししたい」とベトナムで募った義援金を携えて来日。大阪にも15年に講演で訪れていた。

 ドクさんから同連合会にマスクが届いたのは7月下旬。ドクさんはテレビのニュースを通じて、日本でも新型コロナウイルスの感染者が増えていることを知った。日本の人たちのことを心配し、マスクを寄贈してくれたという。同連合会のほか、友好協会の京都支部にも5千枚が届いた。

 

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