昨日は、横浜駅から川崎市幸区まで歩く。
国道一号線をずっと歩いていったのだが、
昼の暑さは予想以上で、日焼けをしてしまった。
やはり、まだこの時期は昼間にウォーキングは厳しい。
今日は川崎にある酒屋たけくまの試飲会の日だと思っていったら、
酒屋に着いたところ、店の人に試飲会は明日からだと知らされ、
軽いショックを受ける。ここまで歩いてきたのに残念である。
途中聴いた曲は、1918年大阪生まれの大栗裕の作品。
彼はホルン奏者として活躍し、作曲の方は独学のようだ。
1950年代から、オペラや管弦楽曲を発表し、
注目されるようになり、その作風は「東洋のバルトーク」、
「浪速のバルトーク」、「日本のハチャトリアン」と称されるようだ。
「大阪俗謡による幻想曲」は1955年に作曲され、
ベルリン・フィルハーモニーでも演奏されたらしい。
冒頭のあやしく始まる音楽は、いかにも日本的である。
吹奏楽曲を多く残していることもあってか、
打楽器や金管楽器が活躍し、なかなか軽快な曲である。
「東洋のバルトーク」と称されるのも、うなづけるように、
曲の作り方は、民族的な旋律を使いながらも、
ダイナミックで現代的な響きを持ちつつ、
強烈なリズムの扱いが、印象的である。
中間部のオーボエやフルートのソロは叙情的である。
その後曲は徐々に荒々しさを取り戻し、
最後は大阪の俗謡が再び登場し、華々しく終わる。
「管弦楽のための神話」は、天の岩屋戸の物語に基づいた曲で、
1973年に吹奏楽用に作曲されたものを、
1977年に管弦楽版に編曲したものである。
ゆったりと始まる音楽は、次第に勢いを増していき、
打楽器が原始的な感じを想起させるリズムを叩く。
そこあと続く、金管楽器が中心に刻む旋律は、
バーンスタインの、交響曲第1番「エレミア」を思い出させる。
中間部のフルート・ソロはあやしい神話の世界をかもしだす。
そのあと弦楽器や木管楽器を中心に神秘的な世界が表現される。
曲はやがてまた金管楽器を中心に、
再びバーンスタインぽい荒々しい旋律が戻ってくる。
そして最後はうねるような壮大な音楽となり、終わる。
「大阪のわらべうたによる狂詩曲」は、1979年の作品。
最初のファンファーレ風の音楽に始まり、
2回目のファンファーレ風の音楽のあと、
わらべうたが登場するが、その主題の扱いはバルトーク的である。
この曲を聴くと、「浪速のバルトーク」というのもわかる。
そのあとは、叙情的な雰囲気でわらべうたの旋律が扱われる。
最後は打楽器と金管楽器を中心に、
華々しいクライマックスを迎えて終わる。
国道一号線をずっと歩いていったのだが、
昼の暑さは予想以上で、日焼けをしてしまった。
やはり、まだこの時期は昼間にウォーキングは厳しい。
今日は川崎にある酒屋たけくまの試飲会の日だと思っていったら、
酒屋に着いたところ、店の人に試飲会は明日からだと知らされ、
軽いショックを受ける。ここまで歩いてきたのに残念である。
途中聴いた曲は、1918年大阪生まれの大栗裕の作品。
彼はホルン奏者として活躍し、作曲の方は独学のようだ。
1950年代から、オペラや管弦楽曲を発表し、
注目されるようになり、その作風は「東洋のバルトーク」、
「浪速のバルトーク」、「日本のハチャトリアン」と称されるようだ。
「大阪俗謡による幻想曲」は1955年に作曲され、
ベルリン・フィルハーモニーでも演奏されたらしい。
冒頭のあやしく始まる音楽は、いかにも日本的である。
吹奏楽曲を多く残していることもあってか、
打楽器や金管楽器が活躍し、なかなか軽快な曲である。
「東洋のバルトーク」と称されるのも、うなづけるように、
曲の作り方は、民族的な旋律を使いながらも、
ダイナミックで現代的な響きを持ちつつ、
強烈なリズムの扱いが、印象的である。
中間部のオーボエやフルートのソロは叙情的である。
その後曲は徐々に荒々しさを取り戻し、
最後は大阪の俗謡が再び登場し、華々しく終わる。
「管弦楽のための神話」は、天の岩屋戸の物語に基づいた曲で、
1973年に吹奏楽用に作曲されたものを、
1977年に管弦楽版に編曲したものである。
ゆったりと始まる音楽は、次第に勢いを増していき、
打楽器が原始的な感じを想起させるリズムを叩く。
そこあと続く、金管楽器が中心に刻む旋律は、
バーンスタインの、交響曲第1番「エレミア」を思い出させる。
中間部のフルート・ソロはあやしい神話の世界をかもしだす。
そのあと弦楽器や木管楽器を中心に神秘的な世界が表現される。
曲はやがてまた金管楽器を中心に、
再びバーンスタインぽい荒々しい旋律が戻ってくる。
そして最後はうねるような壮大な音楽となり、終わる。
「大阪のわらべうたによる狂詩曲」は、1979年の作品。
最初のファンファーレ風の音楽に始まり、
2回目のファンファーレ風の音楽のあと、
わらべうたが登場するが、その主題の扱いはバルトーク的である。
この曲を聴くと、「浪速のバルトーク」というのもわかる。
そのあとは、叙情的な雰囲気でわらべうたの旋律が扱われる。
最後は打楽器と金管楽器を中心に、
華々しいクライマックスを迎えて終わる。