今回から協奏曲の紹介は、北欧編に入る。
昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品。
彼の略歴は交響曲編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲イ短調作品16はあまりにも有名な作品である。
グリーグが25歳の時の1868年に作曲された。
この曲は高校時代によく聴いていた曲である。
当時はリヒテルの演奏によるレコードをよく聴いては、
感動しつつ、北欧の世界を想像していたものである。
今回聴いたCDの演奏はルプーのピアノ、
プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団によるものである。
第一楽章アレグロ・モルト・モデラートは、
ティンパニのクレシェンドによって導かれ、
現れるピアノ独奏の劇的で情熱的な旋律は印象的である。
そのあと登場する第一主題は感傷的でせつない。
そして第二主題はとてもロマンティックである。
音楽は二つの主題をもとに短い展開部を経て、
再現部に入り二つの主題が繰り返される。
このあとピアノ独奏による長いカデンツァが入る。
ピアノの音の魅力を十分に発揮したところであり、
何度も第一主題が繰り返され、旋律が展開され、
ルプーの情熱的で繊細な演奏が聴ける。
そのあと、管弦楽によるコーダに入り、
冒頭の劇的な旋律がピアノに現れて終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったり始まる。
叙情的な楽章であり、複合三部形式で書かれている。
管楽器も加わり、やわらかく優しい音楽が流れる。
そしてピアノが入り、詩的で甘美な旋律は時に情熱的にもなる。
最後は消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカートは、
冒頭のピアノの弾むような旋律が軽快で素晴らしい。
この主題を中心にピアノの技巧が十分に発揮される。
途中フルートによって導かれるもう一つの旋律は、
北欧的な魅力ある叙情的な旋律で、
ピアノがそれを引き継ぎながら音楽を展開していく。
この二つの主題をもとにロンドソナタ形式により、
音楽は管弦楽とピアノの競演により、
情熱的に、そして劇的に展開されていく。
ルプーのピアノもきびきびとしたいい演奏を聴かせてくれる。
最後は二つ目の旋律を中心に管弦楽とピアノにより
北欧の大自然を思わせる壮大な感じで、華やかに終わる。
昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品。
彼の略歴は交響曲編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲イ短調作品16はあまりにも有名な作品である。
グリーグが25歳の時の1868年に作曲された。
この曲は高校時代によく聴いていた曲である。
当時はリヒテルの演奏によるレコードをよく聴いては、
感動しつつ、北欧の世界を想像していたものである。
今回聴いたCDの演奏はルプーのピアノ、
プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団によるものである。
第一楽章アレグロ・モルト・モデラートは、
ティンパニのクレシェンドによって導かれ、
現れるピアノ独奏の劇的で情熱的な旋律は印象的である。
そのあと登場する第一主題は感傷的でせつない。
そして第二主題はとてもロマンティックである。
音楽は二つの主題をもとに短い展開部を経て、
再現部に入り二つの主題が繰り返される。
このあとピアノ独奏による長いカデンツァが入る。
ピアノの音の魅力を十分に発揮したところであり、
何度も第一主題が繰り返され、旋律が展開され、
ルプーの情熱的で繊細な演奏が聴ける。
そのあと、管弦楽によるコーダに入り、
冒頭の劇的な旋律がピアノに現れて終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心にゆったり始まる。
叙情的な楽章であり、複合三部形式で書かれている。
管楽器も加わり、やわらかく優しい音楽が流れる。
そしてピアノが入り、詩的で甘美な旋律は時に情熱的にもなる。
最後は消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカートは、
冒頭のピアノの弾むような旋律が軽快で素晴らしい。
この主題を中心にピアノの技巧が十分に発揮される。
途中フルートによって導かれるもう一つの旋律は、
北欧的な魅力ある叙情的な旋律で、
ピアノがそれを引き継ぎながら音楽を展開していく。
この二つの主題をもとにロンドソナタ形式により、
音楽は管弦楽とピアノの競演により、
情熱的に、そして劇的に展開されていく。
ルプーのピアノもきびきびとしたいい演奏を聴かせてくれる。
最後は二つ目の旋律を中心に管弦楽とピアノにより
北欧の大自然を思わせる壮大な感じで、華やかに終わる。