仕事が忙しい時にはそれを忘れさせるような元気な音楽がいい。
ここのところ遅くまで仕事をしなければならないことがあり、
肉体的にも精神的にも疲れてしまうことがあるが、
音楽を聴きながらのウォーキングはちょっとした気分転換になる。
昨日は片倉町から和田町まで歩き、
和田町の「炭や」に寄って、ちょっと一杯。
大きな仕事が一段落ついてほっとした気持ちであり、
だからこそ短い時間だが、ここで美酒に酔うことができた。
途中聴いたのは1875年生まれのラヴェルの作品。
ラヴェルは、フランス南西部のバスク地方のビアリッツ近郊の町、
シブールに生まれたが、その後一家はパリに移住した。
パリ音楽院でフォーレなどに師事し、音楽を学んでいる。
ピアノ協奏曲ト長調は1931年に完成された昨年で、
翌年1月14日にパリで初演されている。
その時のピアノは献呈したマルグリット・ロンであった。
今回聴いたCDの演奏はアルゲリッチのピアノ、
アッバード指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章アレグラメンテは、弾けるような鞭の叩く音と、
フルートなどによって始まる軽快な音楽に続き、
独奏ピアノが入るが、その旋律はジャズ風でもある。
そこにアメリカ風な部分も垣間みることができる。
全体リズミカルで聴き手を飽きさせない工夫のみられる楽章である。
第二楽章アダージョ・アッサイは、ゆっくりとした中に、
ラヴェルらしい感性豊かな部分がみられる楽章である。
独奏ピアノで始まり、叙情的な旋律が奏でられていく。
フルート、オーボエ、クラリネットなど木管楽器が加わり、
弦楽器も加わり色彩豊かな音楽になっていく。
前楽章とは対照的な甘美で、きらめくようなピアノの音がいい。
アルゲリッチのピアノも繊細な感じの演奏で心地よい。
最後も穏やかな中、ピアノの音とともに静かに終わる。
第三楽章プレストは、うってかわって激しい音楽だ。
速い動きをするピアノの音と、金管楽器の荒々しい感じ、
しかしそこに諧謔的な部分を持ち、軽快に音楽は展開していき、
随所にピアノの技巧的な部分をみることができる。
それにしてもアルゲリッチのピアノはいいなあ。
ここのところ遅くまで仕事をしなければならないことがあり、
肉体的にも精神的にも疲れてしまうことがあるが、
音楽を聴きながらのウォーキングはちょっとした気分転換になる。
昨日は片倉町から和田町まで歩き、
和田町の「炭や」に寄って、ちょっと一杯。
大きな仕事が一段落ついてほっとした気持ちであり、
だからこそ短い時間だが、ここで美酒に酔うことができた。
途中聴いたのは1875年生まれのラヴェルの作品。
ラヴェルは、フランス南西部のバスク地方のビアリッツ近郊の町、
シブールに生まれたが、その後一家はパリに移住した。
パリ音楽院でフォーレなどに師事し、音楽を学んでいる。
ピアノ協奏曲ト長調は1931年に完成された昨年で、
翌年1月14日にパリで初演されている。
その時のピアノは献呈したマルグリット・ロンであった。
今回聴いたCDの演奏はアルゲリッチのピアノ、
アッバード指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章アレグラメンテは、弾けるような鞭の叩く音と、
フルートなどによって始まる軽快な音楽に続き、
独奏ピアノが入るが、その旋律はジャズ風でもある。
そこにアメリカ風な部分も垣間みることができる。
全体リズミカルで聴き手を飽きさせない工夫のみられる楽章である。
第二楽章アダージョ・アッサイは、ゆっくりとした中に、
ラヴェルらしい感性豊かな部分がみられる楽章である。
独奏ピアノで始まり、叙情的な旋律が奏でられていく。
フルート、オーボエ、クラリネットなど木管楽器が加わり、
弦楽器も加わり色彩豊かな音楽になっていく。
前楽章とは対照的な甘美で、きらめくようなピアノの音がいい。
アルゲリッチのピアノも繊細な感じの演奏で心地よい。
最後も穏やかな中、ピアノの音とともに静かに終わる。
第三楽章プレストは、うってかわって激しい音楽だ。
速い動きをするピアノの音と、金管楽器の荒々しい感じ、
しかしそこに諧謔的な部分を持ち、軽快に音楽は展開していき、
随所にピアノの技巧的な部分をみることができる。
それにしてもアルゲリッチのピアノはいいなあ。