昨日は三枚町から上星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1916年生まれのエングルンドの作品。
彼の略歴は交響曲編で以前触れたので省略する。
フルート協奏曲は1985年に作曲された作品である。
今回聴いたCDの演奏はミカエル・ヘラスヴォのフルート、
セーゲルスタム指揮のフィンランド放送交響楽団によるものである。
第一楽章リトルネッロ、アレグロ・モデラートは、
まるでお祭り騒ぎのような感じの激しい序奏に続き、
独奏フルートが入るが、これは高度な演奏技術が要求され、
演奏するにも気の抜けないような感じもする。
叙情性というよりもエネルギッシュな音楽であり、
チェンバロも入り、おやっと思わせるところがあり、
最後まで飽きさせることのない趣向の凝った楽章である。
第二楽章カンツォーナ、モデラートは、
メランコリックな感じで弦楽器と金管楽器で始まる。
独奏フルートが入り、前楽章と比べると内省的である。
しかしやがて激しくなり、沈黙はかき消される。
中間部はカデンツァ風に独奏フルートが活躍し、
フルート奏者にとっては技巧を発揮する場である。
音楽は再び深刻な感じの音楽となり、
それはショスタコーヴィチを思わせ、
フルートは重要な役割を演じていると思える。
第三楽章フィナーレ、アレグロ・コン・ブリオは、
軽快な感じの音楽で金管楽器と独奏フルートで始まる。
打楽器の叩く軽快なリズムに乗り、行進曲風に、
しかし少しグロテスクな感じの音楽になっていく。
独奏フルートのカデンツァがそのあとしばらく続き、
ファゴットと絡み合いながら、再び冒頭の軽快な旋律が現れ、
駆け抜けるように速いテンポで進み盛り上がったあと、
一種に静まったあと再び激しく盛り上がって終わる。
やっぱりエングルンドの作品はなかなか聴き応えがあるなあ。
途中聴いたのは1916年生まれのエングルンドの作品。
彼の略歴は交響曲編で以前触れたので省略する。
フルート協奏曲は1985年に作曲された作品である。
今回聴いたCDの演奏はミカエル・ヘラスヴォのフルート、
セーゲルスタム指揮のフィンランド放送交響楽団によるものである。
第一楽章リトルネッロ、アレグロ・モデラートは、
まるでお祭り騒ぎのような感じの激しい序奏に続き、
独奏フルートが入るが、これは高度な演奏技術が要求され、
演奏するにも気の抜けないような感じもする。
叙情性というよりもエネルギッシュな音楽であり、
チェンバロも入り、おやっと思わせるところがあり、
最後まで飽きさせることのない趣向の凝った楽章である。
第二楽章カンツォーナ、モデラートは、
メランコリックな感じで弦楽器と金管楽器で始まる。
独奏フルートが入り、前楽章と比べると内省的である。
しかしやがて激しくなり、沈黙はかき消される。
中間部はカデンツァ風に独奏フルートが活躍し、
フルート奏者にとっては技巧を発揮する場である。
音楽は再び深刻な感じの音楽となり、
それはショスタコーヴィチを思わせ、
フルートは重要な役割を演じていると思える。
第三楽章フィナーレ、アレグロ・コン・ブリオは、
軽快な感じの音楽で金管楽器と独奏フルートで始まる。
打楽器の叩く軽快なリズムに乗り、行進曲風に、
しかし少しグロテスクな感じの音楽になっていく。
独奏フルートのカデンツァがそのあとしばらく続き、
ファゴットと絡み合いながら、再び冒頭の軽快な旋律が現れ、
駆け抜けるように速いテンポで進み盛り上がったあと、
一種に静まったあと再び激しく盛り上がって終わる。
やっぱりエングルンドの作品はなかなか聴き応えがあるなあ。