昨日は上星川駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1865年デンマーク生まれのニールセンの作品。
彼はフュン島のノーレ・リュンデルセに生まれ、
貧しい家庭に育ったが、幼い頃からヴァイオリンなどに親しみ、
コペンハーゲンの音楽院で本格的に音楽を学び、
その後王立劇場管弦楽団のヴァイオリン奏者として活動し、
楽長にも就任し、その現場での豊かな経験が、
彼の作曲にも大きな影響を及ぼしているのだろう。
クラリネット協奏曲は1928年に完成した作品で、
彼が残した最後の協奏曲で、単一楽章制の作品である。
今回聴いたCDの演奏はレルヴォ・コヨのクラリネット、
サラステ指揮、フィンランド放送交響楽団によるものである。
弦楽器で始まるその音楽は、対位法風に展開し、
クラリネットが加わり、室内楽風の曲調の中で、
最初からニールセンらしい音楽の世界が展開される。
クラリネットは高度な演奏技術を求められる。
演奏者にとっては腕の見せ所ということかもしれない。
独奏の部分では、官能的にそして甘美に演奏する。
管楽器の扱い方などにも円熟した部分がみられる。
途中から登場する小太鼓の音が軽快に鳴るところも、
ニールセンらしさが見える部分である。
彼は14歳の頃に軍楽隊に入っているので、
そこでの経験というものもここに反映している感じだ。
最後に向けては管弦楽と小太鼓により軽快に音楽が展開され、
クラリネットもそれに合わせながら、盛り上がりをみせ、
最後はクラリネット中心に明るさを保ちつつ、
平和な感じで、弦楽器と共に静かに終わる。
途中聴いたのは1865年デンマーク生まれのニールセンの作品。
彼はフュン島のノーレ・リュンデルセに生まれ、
貧しい家庭に育ったが、幼い頃からヴァイオリンなどに親しみ、
コペンハーゲンの音楽院で本格的に音楽を学び、
その後王立劇場管弦楽団のヴァイオリン奏者として活動し、
楽長にも就任し、その現場での豊かな経験が、
彼の作曲にも大きな影響を及ぼしているのだろう。
クラリネット協奏曲は1928年に完成した作品で、
彼が残した最後の協奏曲で、単一楽章制の作品である。
今回聴いたCDの演奏はレルヴォ・コヨのクラリネット、
サラステ指揮、フィンランド放送交響楽団によるものである。
弦楽器で始まるその音楽は、対位法風に展開し、
クラリネットが加わり、室内楽風の曲調の中で、
最初からニールセンらしい音楽の世界が展開される。
クラリネットは高度な演奏技術を求められる。
演奏者にとっては腕の見せ所ということかもしれない。
独奏の部分では、官能的にそして甘美に演奏する。
管楽器の扱い方などにも円熟した部分がみられる。
途中から登場する小太鼓の音が軽快に鳴るところも、
ニールセンらしさが見える部分である。
彼は14歳の頃に軍楽隊に入っているので、
そこでの経験というものもここに反映している感じだ。
最後に向けては管弦楽と小太鼓により軽快に音楽が展開され、
クラリネットもそれに合わせながら、盛り上がりをみせ、
最後はクラリネット中心に明るさを保ちつつ、
平和な感じで、弦楽器と共に静かに終わる。