昨日は西谷駅から二俣川まで歩きました。
運悪く歩き出そうとして音楽を聴こうとしたら電池が切れてしまった。
帰ってから聴いたのは、1837年生まれのバラキレフの作品。
彼の略歴については以前ブログで触れたので省略する。
交響曲第2番ニ短調は1900年から1908年の間に作曲された。
ただし、スケルツォは1864年あたりに作曲されたようだ。
初演は1909年4月23日リャプノフの指揮で行われた。
聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏のものである。
第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
冒頭で力強い二つの音が短い導入として現れ提示部に入る。
悲しげな民謡風の第一主題がすぐに現れて始まる。
続いて小太鼓のリズムにのって東洋風の第二主題が現れる。
この魅力ある二つの主題が展開部で自由に変形され、
交響曲第1番に比べると円熟した作曲技法をみることができる。
しかし、この展開部はあまり長くなく、すぐに再現部に入る。
二つの主題が現れ、そのあと第一主題と第二主題が変形され、
そのあたりは第二の展開部のようでもある。
最後は冒頭の力強い二つの音が現れ、堂々と終わる。
第二楽章コサック風スケルツォ、アレグロ・ノン・トロッポ・
マ・コン・フォコ・エド・エネルギーコは、楽しい感じの曲。
流れるような旋律が軽快なリズムに乗って奏される。
幻想的でもあるこの楽章は、三部形式で書かれており、
中間部の民謡風の主題は、ストラヴィンスキーの「火の鳥」の
フィナーレに出てくる有名な旋律を思わせるような旋律である。
最後はその旋律と冒頭の旋律が絡み合って終わる。
第三楽章ロマンツァ、アンダンテは、木管楽器中心に始まる。
ゆったりとしたこの楽章の旋律は、ロマンティックである。
弦楽器と管楽器により奏される民謡風は魅力である。
最後はハープが加わり、静かに終わる。
第四楽章フィナーレ、テンポ・ディ・ポラッカは、
弦楽器に現れるポロネーズ風の主題は勇ましい感じであり、
金管楽器にも受け継がれ迫力のある感じである。
小太鼓のリズムに乗って木管楽器によって奏される
もう一つの主題は中央アジアを思わせる東洋風な旋律である。
第一楽章との関連も感じさせ、楽章はこの二つの主題以外にも
民謡風の叙情的な旋律が登場し、これらの主題が絡み合いながら、
情熱的で華やかなクライマックスを築き上げて最後堂々と終わる。
運悪く歩き出そうとして音楽を聴こうとしたら電池が切れてしまった。
帰ってから聴いたのは、1837年生まれのバラキレフの作品。
彼の略歴については以前ブログで触れたので省略する。
交響曲第2番ニ短調は1900年から1908年の間に作曲された。
ただし、スケルツォは1864年あたりに作曲されたようだ。
初演は1909年4月23日リャプノフの指揮で行われた。
聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏のものである。
第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
冒頭で力強い二つの音が短い導入として現れ提示部に入る。
悲しげな民謡風の第一主題がすぐに現れて始まる。
続いて小太鼓のリズムにのって東洋風の第二主題が現れる。
この魅力ある二つの主題が展開部で自由に変形され、
交響曲第1番に比べると円熟した作曲技法をみることができる。
しかし、この展開部はあまり長くなく、すぐに再現部に入る。
二つの主題が現れ、そのあと第一主題と第二主題が変形され、
そのあたりは第二の展開部のようでもある。
最後は冒頭の力強い二つの音が現れ、堂々と終わる。
第二楽章コサック風スケルツォ、アレグロ・ノン・トロッポ・
マ・コン・フォコ・エド・エネルギーコは、楽しい感じの曲。
流れるような旋律が軽快なリズムに乗って奏される。
幻想的でもあるこの楽章は、三部形式で書かれており、
中間部の民謡風の主題は、ストラヴィンスキーの「火の鳥」の
フィナーレに出てくる有名な旋律を思わせるような旋律である。
最後はその旋律と冒頭の旋律が絡み合って終わる。
第三楽章ロマンツァ、アンダンテは、木管楽器中心に始まる。
ゆったりとしたこの楽章の旋律は、ロマンティックである。
弦楽器と管楽器により奏される民謡風は魅力である。
最後はハープが加わり、静かに終わる。
第四楽章フィナーレ、テンポ・ディ・ポラッカは、
弦楽器に現れるポロネーズ風の主題は勇ましい感じであり、
金管楽器にも受け継がれ迫力のある感じである。
小太鼓のリズムに乗って木管楽器によって奏される
もう一つの主題は中央アジアを思わせる東洋風な旋律である。
第一楽章との関連も感じさせ、楽章はこの二つの主題以外にも
民謡風の叙情的な旋律が登場し、これらの主題が絡み合いながら、
情熱的で華やかなクライマックスを築き上げて最後堂々と終わる。