Mars&Jupiter

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ハリク・ザイモフの「交響楽団のための序曲」を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2010-04-09 05:30:32 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、1914年生まれのハリク・ザイモフの作品。
彼の略歴に関する情報はあまりないのだが、
1941年からソ連作曲家連盟の一員を務めたことから、
体制派の人物であったことは分かる。
作曲家としてだけでなく、教師として教育活動に従事し、
指揮者としても活躍した人物らしい。
交響楽団のための序曲は、1952年に作曲された作品のようだ。
聴いたCDは、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏のものである。
木管楽器が民謡風ののどかな感じの旋律を奏でて始まる。
やがて弦楽器と金管楽器により華やかな感じとなり盛り上がりをみせ、
そのあと再び木管楽器から弦楽器に旋律は受け継がれていく。
弦楽器・木管楽器が奏でる叙情的な民謡風旋律は美しい。
最後は金管楽器が加わり、華々しい感じで終わるのだが、
このCDでは録音の音が突然ぶちっと切れて、
終わってしまうので後味悪く残念である。
コメント
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