昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いた曲は1933年生まれのヴォルコンスキーの作品。
聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
ソヴィエト国立交響楽団の演奏によるもの。
彼はスイスのジュネーヴに生まれたロシア人作曲家であり、
パリでピアノと作曲を学んだあと、1947年ソ連のモスクワに渡り、
モスクワ音楽院でユーリ・シャポーリンに師事したが、
院内の規則を破ったことから追放となったようだ。
12音技法などをソ連にもたらしたが、当局に弾圧され、
1973年には出国し、その後はフランスなどで生活したようだ。
ピアノとオーケストラのための「不動」は、
1977年から1978年にかけて作曲された作品のようである。
最初に鈍い打楽器と金管楽器の音に続き
独奏ピアノが呼応し、そのあとピアノ独奏が続く。
打楽器と金管楽器が入り、再びピアノ独奏が入るが、
ピアノの奏でる旋律はどことなく悲しい感じである。
その後ピアノ伴奏と金管楽器が対話するように続け、
これを繰り返していくが、その調性に守られた緊張が放たれ、
全合奏になったあと、彼の得意とする無調の世界に入る。
何か重苦しいものからの解放を楽しむように、
その後展開するが、最後は静かに終わる。
途中聴いた曲は1933年生まれのヴォルコンスキーの作品。
聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
ソヴィエト国立交響楽団の演奏によるもの。
彼はスイスのジュネーヴに生まれたロシア人作曲家であり、
パリでピアノと作曲を学んだあと、1947年ソ連のモスクワに渡り、
モスクワ音楽院でユーリ・シャポーリンに師事したが、
院内の規則を破ったことから追放となったようだ。
12音技法などをソ連にもたらしたが、当局に弾圧され、
1973年には出国し、その後はフランスなどで生活したようだ。
ピアノとオーケストラのための「不動」は、
1977年から1978年にかけて作曲された作品のようである。
最初に鈍い打楽器と金管楽器の音に続き
独奏ピアノが呼応し、そのあとピアノ独奏が続く。
打楽器と金管楽器が入り、再びピアノ独奏が入るが、
ピアノの奏でる旋律はどことなく悲しい感じである。
その後ピアノ伴奏と金管楽器が対話するように続け、
これを繰り返していくが、その調性に守られた緊張が放たれ、
全合奏になったあと、彼の得意とする無調の世界に入る。
何か重苦しいものからの解放を楽しむように、
その後展開するが、最後は静かに終わる。