Mars&Jupiter

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カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフのシンフォニア ニ長調を聴き、二俣川から鶴ヶ峰まで

2010-07-11 07:01:11 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1739年生まれのディッタースドルフの作品。
彼の略歴は以前ブログで触れたので省略する。
シンフォニア ニ長調(Grave D6)は、1788年に作曲された。
今回聴いたCDは、アルバロ・カッスート指揮、
リスボン・メトロポリタン管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・エ・ヴィヴァーチェは、
弦楽器と木管楽器のユニゾンで始まる。
ここで奏される堂々とした第一主題は、何度も現れる。
第二主題は柔和で優雅な感じの旋律である。
最後はティンパニも加わり華やかに堂々と終わる。

第二楽章アンダンテは、三部形式による楽章である。
穏やかな感じの旋律が弦楽器により示され、
木管楽器もそれに加わり、優雅な宮廷風の音楽が展開される。
中間部は少し賑やかな感じの音楽である。
最後は木管楽器の他、ホルンも加わり、軽快に終わる。
第三楽章メヌエット・マ・アレグロ・アッサイは、
堂々としたメヌエットの主題が打楽器・管楽器も加わり奏される。
中間部は牧歌風の穏やかで流れるような旋律が奏される。
再びメヌエットの主題が奏されて堂々とした感じで終わる。
第四楽章アレグロ・エ・スケルツァンテは、フィナーレ楽章である。
スケルツァンテは滑稽にとか、おどけてといった意味である。
軽快な旋律が速いテンポの中、弦楽器によって奏される。
ディッタースドルフにとっては、晩年に近い作品なので、
熟練した作曲技法を感じることができ、弦楽器の掛け合いがいい。
最後は打楽器や管楽器が加わり、華麗に颯爽とした感じで終わる。
コメント
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