昨日は二俣川から三ツ境まで往復で歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのウェーベルンの作品。
彼の略歴については以前述べたので省略する。
「夏風の中で」は、1904年に作曲された作品で、
作品番号のない、彼の管弦楽による初期の作品である。
聴いたCDは、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、
クリーヴランド管弦楽団によるものである。
弦楽器によりゆったり始まる幻想的な音楽は、
夏の風のゆらぎを感じさせるような描写音楽である。
木管楽器などが加わり、奏でられる旋律は後期ロマン派的であり、
リヒャルト・シュトラウスを想起させるものである。
民謡風の旋律をもとに音楽は展開されていき、盛り上がりをみせ、
再び冒頭の幻想的な弦楽器による音楽が現れ、管楽器と絡み合う。
それが静まったかと思うと、再び情熱的な音楽となり盛り上がり、
クライマックスを築き、いったん弦楽器合奏のみの演奏となる。
やがてヴァイオリン・ソロと管楽器が加わり、曲は進行していくが、
最後は弦楽器合奏中心に夢心地のような音楽のまま静かに終わる。
ウェーベルンの音楽の原点ともいえるこんな音楽があったんだなあと
久しぶりに聴いてなるほどと思うのであった。
途中聴いたのは、1883年生まれのウェーベルンの作品。
彼の略歴については以前述べたので省略する。
「夏風の中で」は、1904年に作曲された作品で、
作品番号のない、彼の管弦楽による初期の作品である。
聴いたCDは、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、
クリーヴランド管弦楽団によるものである。
弦楽器によりゆったり始まる幻想的な音楽は、
夏の風のゆらぎを感じさせるような描写音楽である。
木管楽器などが加わり、奏でられる旋律は後期ロマン派的であり、
リヒャルト・シュトラウスを想起させるものである。
民謡風の旋律をもとに音楽は展開されていき、盛り上がりをみせ、
再び冒頭の幻想的な弦楽器による音楽が現れ、管楽器と絡み合う。
それが静まったかと思うと、再び情熱的な音楽となり盛り上がり、
クライマックスを築き、いったん弦楽器合奏のみの演奏となる。
やがてヴァイオリン・ソロと管楽器が加わり、曲は進行していくが、
最後は弦楽器合奏中心に夢心地のような音楽のまま静かに終わる。
ウェーベルンの音楽の原点ともいえるこんな音楽があったんだなあと
久しぶりに聴いてなるほどと思うのであった。