Mars&Jupiter

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セリム・パルムグレンの「3つの夜想的情景」作品72を聴く、そしてやさい家めいでの夕食

2013-08-18 06:19:07 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は朝早くから仕事で忙しい一日でした。
夜は横浜ルミネでやさい家めいに入り、夕食。
出てくる野菜が新鮮でおいしく、なかなか満足できました。
玉ねぎとホエー豚の焦がし山椒バターにしても、
お野菜たっぷりカレーにしても、
主役は野菜だなと思わせるくらいに野菜の存在感がありました。
さて、今回取り上げるのは、1878年生まれのフィンランドの作曲家、
パルムグレンが作曲した「3つの夜想的情景」作品72である。
1822年代に楽譜が出版されたようだが作曲年代は詳しく分からない。
パルムグレンは1895年から99年にかけてヘルシンキの音楽院で学び、
ベルリンでアンゾルゲやブゾーニなどにピアノを師事し、
ピアニストとして演奏活動を行い、指揮者としても活動した。
1921年アメリカ合衆国に渡り、イーストマン音楽学校の作曲科で教え、
その後フィンランドに戻り、ピアノ曲や合唱曲を中心に作曲した。
今回聴いたCDは館野泉のピアノ演奏によるもの。
第1曲「星はまたたく」は、高音のピアノが、
夜空にまたたく星の様子を描写しながら、
その音に乗って、叙情的な旋律が奏でられていく。
第2曲「夜の歌」は、叙情的で歌うような旋律が、
徐々に情熱的に盛り上がりをみせながら、奏でられていく。
第3曲「曙」は、神秘的な旋律が流れるように奏でられて始まる。
夜が明ける様子が、ピアノの装飾音で示され、叙情的な曲である。
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