猛暑の続く中、家でおとなしく過ごしています。
今回取り上げるのは1883年生まれのフィンランドの作曲家クーラが、
1915年に作曲した羊飼いのポルカなどである。
シベリウスに作曲を学んだ彼は、パリに留学した。
フィンランド独立後に起きた内戦に参加した時に、
口論の際に、拳銃で頭部を撃たれて亡くなった。
今回聴いたCDは館野泉のピアノ演奏による。
羊飼いのポルカは、悲しげな旋律で始まり、
その主題を変奏していくのであるが、
その主題は確かにコレルリの「ラ・フォリア」に似ている。
最後は重々しい感じの変奏で終わる。
小さなガボット作品3の3と結婚行進曲3の2は、
1906年から1908年にかけて作曲された小品である。
小さなガボット作品3の3は、軽快だが感傷的な旋律で始まる。
古典的な様式の中で、北欧的な部分を感じさせる曲である。
結婚行進曲3の2は、ゆったりとした行進曲のテンポで、
優しさにあふれた旋律が奏でられていく。
中間部に流れる悲しげな旋律は北欧らしい。
冒頭の旋律が再び繰り返されて、最後おだやかに終わる。
今回取り上げるのは1883年生まれのフィンランドの作曲家クーラが、
1915年に作曲した羊飼いのポルカなどである。
シベリウスに作曲を学んだ彼は、パリに留学した。
フィンランド独立後に起きた内戦に参加した時に、
口論の際に、拳銃で頭部を撃たれて亡くなった。
今回聴いたCDは館野泉のピアノ演奏による。
羊飼いのポルカは、悲しげな旋律で始まり、
その主題を変奏していくのであるが、
その主題は確かにコレルリの「ラ・フォリア」に似ている。
最後は重々しい感じの変奏で終わる。
小さなガボット作品3の3と結婚行進曲3の2は、
1906年から1908年にかけて作曲された小品である。
小さなガボット作品3の3は、軽快だが感傷的な旋律で始まる。
古典的な様式の中で、北欧的な部分を感じさせる曲である。
結婚行進曲3の2は、ゆったりとした行進曲のテンポで、
優しさにあふれた旋律が奏でられていく。
中間部に流れる悲しげな旋律は北欧らしい。
冒頭の旋律が再び繰り返されて、最後おだやかに終わる。