昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1840年生まれのノルウェーの作曲家、
スヴェンセンが1877年に作曲した交響曲第2番変ロ長調作品15である。
スヴェンセンの略歴はかつて触れたので省略する。
以前にもブログで触れてはいるが、今回は曲の説明中心にしたい。
今回聴いたCDはアリ・ライシンネン指揮、ノルウェー放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、チェロが歌うように旋律を奏でて始まり、
優雅でいきいきとした感じの第一主題が弦楽器によって奏でられていく。
もう第二主題は叙情的で北欧的な部分を感じさせる旋律である。
第一主題が金管楽器を加えて盛り上ったところで提示部は終わりで、
この提示部が繰り返されたところで展開部に入り、
第一主題から変形されていき、さまざまな形に展開されていく。
フルートが入ったあと再現部に入り、舞踏的な優雅さと、
金管楽器が加わった華やかさの中、盛り上ったところで力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・ソスティヌートは、ホルン独奏で始まり、
弦楽器が入り、クラリネットが歌うように叙情的な旋律を奏で、
それをチェロが引き継いで、フルートが絡んでいく。
オーボエが少し悲しげな感じで入り、ホルンと木管楽器がのどかな旋律を奏で、
一方で弦楽器が叙情的な旋律を奏でていき、やがて弦楽器のみの演奏となる。
やがて、木管楽器も絡んでいき、ホルンも絡み、
輪唱のように7つの音型をさまざまな楽器が繰り返し、
その上でオーボエが旋律を奏でたあと、
金管楽器が歌うように旋律を奏でて盛り上るが、
弦楽器は再び7つの音型を繰り返し、最後おだやかに終わる。
第三楽章間奏曲(アレグロ・ジュスト)は、
北欧の民謡風で舞踏的な旋律で始まり、この旋律がいい。
もう一つの少し悲しげな旋律も北欧的であり、
そういう意味ではこの楽章が特に北欧的な魅力に溢れている。
最初の民謡風で舞踏的な旋律ともう一つの旋律が繰り返され、
最後はあっさりとした感じでさわやかに終わる。
第四楽章フィナーレ(アンダンテ-アレグロ・コン・フォーコ)は、
弦楽器を中心におだやかに始まり、木管楽器も絡んでいく。
しばらくこの導入部が続き、5つの音型を繰り返しながら、
徐々に盛り上がり、金管楽器も入り導入部は終わる。
5つの音型が繰り返され、それが第二楽章の7つの音型を想起させるようになる。
提示部は弦楽器が軽快で明るい第一主題を繰り返していく。
第二主題は対照的でやや叙情的な感じの旋律である。
そのあと展開部に入り、それぞれの主題が変形されていき、
ドラマティックに盛り上ったりもする。
やがて再現部に入り、第一主題が繰り返されていく。
そして、弦楽器のみの部分が続いたあと、金管楽器が高らかに旋律を奏で、
最後はティンパニが響く中、堂々とした感じで終わる。
それにしてもスヴェンセンの交響曲第2番は、ロマンティックでありながら、
北欧的な魅力を持ったなかなかの作品である。
今回取り上げるのは、1840年生まれのノルウェーの作曲家、
スヴェンセンが1877年に作曲した交響曲第2番変ロ長調作品15である。
スヴェンセンの略歴はかつて触れたので省略する。
以前にもブログで触れてはいるが、今回は曲の説明中心にしたい。
今回聴いたCDはアリ・ライシンネン指揮、ノルウェー放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、チェロが歌うように旋律を奏でて始まり、
優雅でいきいきとした感じの第一主題が弦楽器によって奏でられていく。
もう第二主題は叙情的で北欧的な部分を感じさせる旋律である。
第一主題が金管楽器を加えて盛り上ったところで提示部は終わりで、
この提示部が繰り返されたところで展開部に入り、
第一主題から変形されていき、さまざまな形に展開されていく。
フルートが入ったあと再現部に入り、舞踏的な優雅さと、
金管楽器が加わった華やかさの中、盛り上ったところで力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・ソスティヌートは、ホルン独奏で始まり、
弦楽器が入り、クラリネットが歌うように叙情的な旋律を奏で、
それをチェロが引き継いで、フルートが絡んでいく。
オーボエが少し悲しげな感じで入り、ホルンと木管楽器がのどかな旋律を奏で、
一方で弦楽器が叙情的な旋律を奏でていき、やがて弦楽器のみの演奏となる。
やがて、木管楽器も絡んでいき、ホルンも絡み、
輪唱のように7つの音型をさまざまな楽器が繰り返し、
その上でオーボエが旋律を奏でたあと、
金管楽器が歌うように旋律を奏でて盛り上るが、
弦楽器は再び7つの音型を繰り返し、最後おだやかに終わる。
第三楽章間奏曲(アレグロ・ジュスト)は、
北欧の民謡風で舞踏的な旋律で始まり、この旋律がいい。
もう一つの少し悲しげな旋律も北欧的であり、
そういう意味ではこの楽章が特に北欧的な魅力に溢れている。
最初の民謡風で舞踏的な旋律ともう一つの旋律が繰り返され、
最後はあっさりとした感じでさわやかに終わる。
第四楽章フィナーレ(アンダンテ-アレグロ・コン・フォーコ)は、
弦楽器を中心におだやかに始まり、木管楽器も絡んでいく。
しばらくこの導入部が続き、5つの音型を繰り返しながら、
徐々に盛り上がり、金管楽器も入り導入部は終わる。
5つの音型が繰り返され、それが第二楽章の7つの音型を想起させるようになる。
提示部は弦楽器が軽快で明るい第一主題を繰り返していく。
第二主題は対照的でやや叙情的な感じの旋律である。
そのあと展開部に入り、それぞれの主題が変形されていき、
ドラマティックに盛り上ったりもする。
やがて再現部に入り、第一主題が繰り返されていく。
そして、弦楽器のみの部分が続いたあと、金管楽器が高らかに旋律を奏で、
最後はティンパニが響く中、堂々とした感じで終わる。
それにしてもスヴェンセンの交響曲第2番は、ロマンティックでありながら、
北欧的な魅力を持ったなかなかの作品である。