昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1910年生まれのサミュエル・バーバーが、
1939年に作曲したヴァイオリン協奏曲作品14である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはマリン・オールソップ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ国立管弦楽団による演奏で、
ヴァイオリン独奏はジェームズ・バスウェルである。
第一楽章アレグロは、淡く穏やかな感じの音楽の中、
ヴァイオリン独奏が主題を奏でて始まるが、
華やかなヴァイオリン協奏曲の始まり方ではない。
どちからというとシンフォニック的である。
木管楽器により奏でられるもう一つの短い主題は、
アメリカ的な響きを持ち、音楽は二つの主題をもとに展開される。
ヴァイオリン独奏の短いカデンツァのあと、
二つ目の主題が木管楽器に現れて、最後は穏やかな感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器の伴奏に導かれ、
オーボエが叙情的な旋律を奏でて始まる。
この旋律は美しく、ロマンティックである。
弦楽器とオーボエなど木管楽器が絡みながら曲は進行する。
ヴァイオリン独奏が活躍する部分が中間にあり、
協奏曲らしさが出てくるのは、このあたりからだろうか、
他の楽器と絡み合いながら、甘美な音楽が展開されていく。
最後はヴァイオリン独奏と弦楽器が残り穏やかに終わる。
第三楽章プレスト・イン・モート・ペルペトゥーオは、
無窮動と記されているようにヴァイオリンが速い旋律を奏でて始まる。
独奏者の高度な演奏技巧が求められる楽章であり、
前の2つの楽章とは対照的で面白く、最後は力強く終わる。
バーバーの協奏曲は今回初めて聴いたが、なかなかの作品である。
途中聴いたのは、1910年生まれのサミュエル・バーバーが、
1939年に作曲したヴァイオリン協奏曲作品14である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはマリン・オールソップ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ国立管弦楽団による演奏で、
ヴァイオリン独奏はジェームズ・バスウェルである。
第一楽章アレグロは、淡く穏やかな感じの音楽の中、
ヴァイオリン独奏が主題を奏でて始まるが、
華やかなヴァイオリン協奏曲の始まり方ではない。
どちからというとシンフォニック的である。
木管楽器により奏でられるもう一つの短い主題は、
アメリカ的な響きを持ち、音楽は二つの主題をもとに展開される。
ヴァイオリン独奏の短いカデンツァのあと、
二つ目の主題が木管楽器に現れて、最後は穏やかな感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器の伴奏に導かれ、
オーボエが叙情的な旋律を奏でて始まる。
この旋律は美しく、ロマンティックである。
弦楽器とオーボエなど木管楽器が絡みながら曲は進行する。
ヴァイオリン独奏が活躍する部分が中間にあり、
協奏曲らしさが出てくるのは、このあたりからだろうか、
他の楽器と絡み合いながら、甘美な音楽が展開されていく。
最後はヴァイオリン独奏と弦楽器が残り穏やかに終わる。
第三楽章プレスト・イン・モート・ペルペトゥーオは、
無窮動と記されているようにヴァイオリンが速い旋律を奏でて始まる。
独奏者の高度な演奏技巧が求められる楽章であり、
前の2つの楽章とは対照的で面白く、最後は力強く終わる。
バーバーの協奏曲は今回初めて聴いたが、なかなかの作品である。