Mars&Jupiter

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レナード・バーンスタインの交響曲第3番「カディッシュ」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2014-05-26 05:33:58 | 古典~現代音楽北アメリカ編
一昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで久しぶりに歩き、
昨日はウォーキングを休みました。
北アメリカ編についてはそろそろ終わりにしようかと思う。
途中聴いたのは、1918年生まれのバーンスタインが、
1963年に作曲され、77年に改訂された交響曲第3番「カディッシュ」である。
ボストン交響楽団75周年のためにクーセヴィッキー財団と、
ボストン交響楽団から1955年作曲を共同委嘱されて作曲された。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはモンセラート・カバリエのソプラノ、
マイケル・ウェイジャーの語り、ウィーン青年合唱団、ウィーン少年合唱団、
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団による演奏である。
第一楽章は第1部「祈り」と第2部「カディッシュⅠ」によって構成される。
語り手が「おお、御父よ」と話しかけ、管弦楽が主題を奏でて始まる。
主題が変形される一方、語り手は祈りのことばをいい、
アーメンといったあと合唱によるカディッシュⅠの部分に入る。
最後は再び語り手のことばが入り、合唱がアーメンを繰り返して終わる。

第二楽章は第1部「ディン・トラー」と第2部「カディッシュⅡ」によって構成される。
打楽器の叩くリズムとともに合唱が入り、語り手が神への不信のことばを述べる。
打楽器が怒りを示すかのような激しいリズムを叩き、合唱がアーメンを歌う。
混乱とともに語り手が神の許しを求めることばをいい、
カディッシュⅡの部分に入り、ソプラノ独唱が入り子守歌を歌い、
合唱も加わり、穏やかで安らかな感じの歌が歌われていく。
終わりの方で、アーメンが繰り返され、語り手のことばが入って終わる。
第三楽章は第1部「スケルツォ」と第2部「カディッシュⅢ」、
および第3部「フィナーレ」によって構成される。
スケルツォの部分は木管楽器中心に始まり、やがて語り手が入る。
荒々しさや激しさをみせながら、「信じてください」ということばを繰り返し、
カディッシュⅢの部分に入り、少年合唱団は夢が終わることを歌っていく。
そして、フィナーレの部分に入り、管弦楽全体で不安な感じの音楽を奏でる。
そのあとは瞑想的な旋律がチェロなどにより奏でられていく。
そして弦楽器がゆったりとした旋律を繰り返し、語り手が入る。
神との和合を語り、そのあと混声合唱団と少年合唱団が入り、
さらにソプラノ独唱も加わり、フーガ風の展開が始まる。
やがて、管弦楽とともに盛り上がりをみせて、
いったん静まって、最後にクレシェンドして終わる。
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