Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

マルコ・ダ・ガリアーノの「羊飼いたちよ、さあ、起き上がりなさい」を聴く

2013-12-15 06:53:09 | クリスマス特集・その他
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1582年生まれのイタリアの作曲家マルコ・ダ・ガリアーノが、
1615年に作曲した「羊飼いたちよ、さあ、起き上がりなさい」である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはルネ・ヤーコプスのカウンターテノール、
ゴットフリート・バッハのオルガン、
コンラート・ユングヘーネルのリュート、
ロエル・ディールティエンスのチェロによる演奏である。
リュートとオルガン、チェロという室内楽的な響きの伴奏に乗り、
カウンターテノール独唱が叙情咸あふれる歌を軽快に歌う。
イタリア歌曲らしい明るさがある2分ほどの短い曲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤン・ディスマス・ゼレンカのマニフィカト(Magnificat)を聴く

2013-12-14 11:54:21 | クリスマス特集・その他
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1679年生まれのチェコの作曲家ゼレンカが、
1725年に作曲したマニフィカトである。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはローゼマリー・ホフマンのソプラノ、
ルネ・ヤーコプスのカウンターテノール、
バーゼル・マドリガリステン、フリッツ・ネフ指揮、
バーゼル・スコラ・カントルム管弦楽団である。
弦楽器とオルガンの軽快な旋律に導かれ、
トランペットと合唱で華やかな歌が歌われて始まる。
そして、冒頭の軽快な旋律が繰り返されたあと、
ソプラノ独唱が入り、金管楽器とともに合唱が入る。
管弦楽のみの演奏となって盛り上ったあとは静まり、
カウンターテノールの独唱と合唱の部分となる。
こののどかな牧歌的な感じはクリスマスを感じさせる。
そのあとは合唱によるフーガ風の展開となり、
金管楽器も加わり、最後華やかな感じで終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーター・ウォーロックの弦楽のためのキャロル「ベツレヘム・タウン」を聴く、そして片倉町から和田町まで

2013-12-13 05:57:50 | クリスマス特集・その他
昨日は片倉町から和田町まで歩きました。
今回とりあげるのは1894年生まれのイギリスの作曲家ウォーロックが、
1927年に作曲した弦楽のためのキャロル「ベツレヘム・タウン」である。
これをフィリップ・レーンが2002年に編曲したのを使用しているようだ。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはギャヴィン・サザーランド指揮、
プラハ市フィルハーモニー管弦楽団である。
弦楽器がしんみりとした感じの旋律を奏でて始まる。
旋律は何度も繰り返されて、最後静かに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョン・ラターの「なんて甘い音楽」を聴く

2013-12-12 06:36:25 | クリスマス特集・その他
一昨日は片倉町から和田町まで歩きました。
昨日はウォーキングを休みました。
今日からはクリスマスに関連するクラシック音楽編に入ります。
今回とりあげるのは1945年生まれのイギリスの作曲家ラターが、
1988年に作曲した「なんて甘い音楽」である。
彼の略歴については以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはマーク・ウィリアムのオルガン、
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮、
ロンドン・シティ合唱団の演奏によるものである。
オルガンの優しい響きに導かれ、合唱が歌い始まる。
17世紀に活躍したイギリスの詩人ロバート・ヘリックの詩によるもので、
タイトルらしく甘く、そして暖かく優しさにあふれた音楽である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァシフ・アディゲザロフ(ヴァジフ・アディゴザロフ)のピアノ協奏曲第4番を聴く

2013-12-10 05:50:02 | 古典~現代音楽その他の地域編
昨日はウォーキングを休みました。
今回でその他の地域編については終わりにします。
今回とりあげるのは1935年生まれのアゼルバイジャンの作曲家、
アディゲザロフが1994年に作曲したピアノ協奏曲第4番である。
彼は、バクーに生まれ、バクー音楽院で学んだ。
ピアノをSimuzar Guliyevaに師事する一方で、
作曲をカラ・カラーエフに師事した。
1960年代からピアニストとして活動し、
1961年からはバクー音楽院で教壇に立ち、
1973年から1983年にはバクー音楽院の学長となり、
その後は合唱指揮科の学科長として活躍した。
1990年から2006年の間にはアゼルバイジャン作曲家連盟の議長を務めた。
今回聴いたCDはムラド・アディゲルザルザーデのピアノ、
ドミートリー・ヤブロンスキー指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。

第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、弦楽器の奏でる伴奏に乗り、
ピアノ独奏が民族色濃い第一主題を奏でて始まる。
その旋律を弦楽器が引き継いで発展していく。
木管楽器による経過部分を経て対照的な第二主題をピアノ独奏が奏で、
弦楽器がその旋律を引き継いで発展させていく。
この提示部が終わると展開部に入っていき、
ピアノと管弦楽の競演により息詰まるような音楽になっていく。
その後行進曲風に進行していき、盛り上がりをみせていく。
そして、第一主題から始まる再現部に入り、
第二主題が再現されることなく最後終わる。

第二楽章アンダンテは、木管楽器が主題を奏でて始まる。
そのあとを弦楽器が引き継ぎ、やがてピアノ独奏のみの部分となる。
そして、そのピアノ独奏に弦楽器が絡んで、
ロマンティックで耽美的な音楽が展開される。
いったん盛り上ったあとは、木管楽器と弦楽器の部分となり、
再びピアノ独奏と弦楽器による甘美な旋律が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、激しいリズムに乗って、
ピアノ独奏が軽快でリズミックな旋律を奏でて始まる。
金管楽器も活躍しながら力強い音楽が展開され盛り上っていく。
そのあとは、ピアノ独奏が速い動きをみせ、
木管楽器が旋律を奏でる部分となり、
それが終わると独奏ピアノが叙情的な旋律を奏でて、
それを弦楽器が引き継いでいき、ピアノ独奏が絡んでいく。
そして金管楽器がファンファーレ風の旋律を奏でたあと、
ピアノ独奏のみによるカデンツァ風の激しく情熱的な演奏が入り、
そして管弦楽が再び入り、ピアノ独奏と金管楽器と打楽器中心に、
盛り上がりをみせたところで、最後力強く終わる。

なお、今回までとりあげたその他の地域編のCD等の情報は、
以下のアドレスのその他の地域編各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html#cd_music
参考にしていただければ幸いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする