Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

バルトリーノ・ダ・パドヴァの「皇帝、空から降り」を聴く

2015-06-19 06:09:52 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1365年から1405年頃にかけて、
イタリアで活躍したバルトリーノ・ダ・パドヴァが作曲した、
「皇帝、空から降り(Imperiale sendendo fra pi  stelle)」である。
彼の生涯については不詳である。
今回聴いたCDは、マルセル・ペレス指揮、
アンサンブル・オルガヌムの演奏による。
重なりあう旋律と作り出されるリズム感は、
南フランスのアルスノヴァの影響を受けている。
しかし、一方で単なる模倣ともいえないところもある。
冒頭の始まりの部分のところはユニークである。
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フランチェスコ・ランディーニの「罪に苦しむ心(この心にかかるはなんという苦しみか)」を聴く

2015-06-18 04:53:18 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1325年頃イタリアに生まれたランディーニが、
作曲した「罪に苦しむ心(Che pena é quest’al cor)」である。
今回聴いたCDは、マルセル・ペレス指揮、
アンサンブル・オルガヌムの演奏による。
3声による旋律が複雑に絡み合って進行する曲で、
アルス・ノヴァの影響を受けた曲である。
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ボード・コルディエの「すべてはコンパスによって(Tout par compass)」を聴く

2015-06-17 05:59:58 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1380年頃にフランスのランスに生まれ、
15世紀初頭に活躍したボード・コルディエが作曲したシャンソン、
「すべてはコンパスによって(Tout par compass)」である。
今回聴いたCDは、マルセル・ペレス指揮、
アンサンブル・オルガヌムの演奏による。
3声による旋律が複雑に絡み合っていくことで、
独特なリズムが生み出されていくアルス・ノヴァ期の音楽である。
もとの写本では楽譜がコンパスによって、
同心円状に描かれているらしく、
目で見ても楽しめる遊び心のある楽曲である。
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ジャコモ・ゴルツァニスのリチェルカーレ(Ricercar)を聴く

2015-06-16 06:21:06 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1520年もしくは25年頃にイタリアに生まれ、
1575年もしくは79年頃に亡くなったとされるジャコモ・ゴルツァニスが、
作曲したリュートの小品リチェルカーレ(Ricercar)である。
今回聴いたCDは、ヤコブ・リンドベルイのリュート演奏による。
最初に示される素朴な旋律に、もう一つの旋律が絡んでいく。
しみじみとした感じのルネサンス期の音楽である。
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ラインバウト・デ・ヴァケイラスの「5月の日も(Calenda maia)」を聴く

2015-06-15 06:01:34 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1150年から60年頃にフランスで生まれ、
1207年頃に亡くなったとされる貧しい騎士の息子で、
ジョングルールとしても活躍したラインバウト・デ・ヴァケイラスの、
作曲した「5月の日も(Calenda maia)」である。
今回聴いたCDは、ルネ・クレマンシック指揮、
クレマンシック・コンソートの演奏による。
愛する人ベアトリス夫人に対して歌うエスタンピーダで、
CDでは楽器の奏でる音楽がアラビア風な印象を与え、
イベリア半島にあったイスラーム文化の影響を感じさせる演奏である。
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