2019年11月23日(土)、芦東山記念館の秋季特別展「ふるさとの山-今も昔も行ってみたい-」[開催期間:10/12(土)~12/15(日)]の関連行事である兼平賢治氏特別講演会「家老席日記『雑書』にみる盛岡藩の自然と動物」を聴きに行ってきました。
兼平さんは、前館長の細井計先生と共に『雑書』の校閲などに関わってきたそうで、第42巻から第46巻の分担校閲・目次作成が記載されています。
プリントのレジュメだけでなく、画像も併せて説明してくださいましたので、私にも良く理解することができました。
(下)山の木を伐り過ぎて土砂災害が発生しているから木を切る際の注意や植林を命じています。「野火焼などもってのほか」とあります。また、海辺山林が漁業の役に立っていることが書かれています。
(下)この当時「オオカミ(狼)」が未だ生存していたことがわかります。鹿が増えすぎるので、食物連鎖の頂点にいるオオカミを殺すなと書かれています。
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