peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

椿「釣篝(つりかがり)」

2008年03月15日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿「釣篝(つりかがり)」
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「釣篝(つりかがり)」という名の椿が、濃紅色に白星のある
八重咲きの大きな花を咲かせていました。沖の浪の紅花「藻汐」に白斑が
入ったものが「釣篝(つりかがり)」ということなので、藻汐のような花
も見られました。
名札には「釣篝(つりかがり)花期:3~4月、花色:朱紅色に白星、花形
:八重咲き、産地:東京・埼玉」と書かれていました。






椿「釣篝(つりかがり)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 7Tsurikagari'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)
には、下記の通り記載されています。
 釣篝(つりかがり)Tsurikagari 江戸 [花]朱紅地に白斑が入る八重、
花弁はやや中折れ、筒しべ、中~大輪、3~4月咲き。[葉]長楕円形、中
~大形。[樹]立性、強い・[来歴]沖の浪の紅花・藻汐に白斑の入ったも
の。1829年の「本草図譜」に載る。

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