ひと言で、ブラックユーモアがタップリ効いていて、大人でも楽しめ、勿論子供にもぜひ見せてやりたい映画でした。ティムバートン+ジョニーデップという強力コンビ。元々が童話なんですが、ブラックとパロディー、お涙ちょうだいが程よくちりばめられていて、飽食時代の日本の子供、若者に見てほしい映画、そのいちです。
水曜日は映画館はレディースデイで95%が女性客でしたが、男の人も「電車男」ばかり見て、逆玉の輿に憧れるんじゃなく、風刺とパンチの効いたこういう映画を見てほしです。今年の映画ナンバーワンでした。
あらすじは、ウォンカ・チョコレート工場に世界中から5人の子供が招待されました。工場の中はビックリ仰天のメルヘンチック。そこで見学していくうちにブラックな出来事で子供達が1人づつ消えていきます。この子供達の描きが、なかなかエグク見所です。ウンパールンパーという小人が良い脇役でばかばかしさを倍増してグー。エンディングが当たり前すぎると言う方がいらっしゃるようですが、ハッピーエンドでいいと思います。ばかばかしいぐらいのユーモアでお腹がよじれるほど笑えました。こういうエスプリが効いた映画がナゼ日本でできないのかな?