今年も奉山木の葉っぱが入れ替わる時期になった。
この時期に落ち葉になるのは、樹木としては珍しいのでは?
いつも、その枯葉を見ると美しいなーとおもう。
複雑な発色と枯れて行くはかなさと鮮やかさが入り交じっている。
葉っぱは落ちてから1日もすると色が無くなり只の枯葉になります。
色が緑なのは新しい落ち葉。
地面に落ちた葉っぱは、ダンゴムシに食われて、すぐに虫食い状態になる。ダンゴムシと競争で葉っぱを取り上げます。やつらといってはなんだが、おぉ新鮮な葉っぱだと思って取り上げると、すでに裏でカジカジしていたりする。
うちの狭い庭にダンゴムシがいっぱい。なんでこんなにいるのかなってぐらいです。
奉山木はこぶしやモクレンの仲間。
信州のあたりの名物料理、ホウバ味噌に使う葉っぱ、ホウの木も親戚。
奉山木は大きくなるのが早い。植えたときに直径20cmぐらいだったが、いまや50cmもあろうかというくらい。大きくなるのが早いかわりに、幹はもろくて建築材料にはならない。どちらかというとスカスカで、枝に人が乗るときは注意が必要です。大きな白い花はこれからで、つぼみがようやく現れてきた。