都内の栗畑に栗独特の花が咲いていました。
そういえば、遠目には栗の花はイガグリの雰囲気はある。
この栗畑の周りは畑だったが、住宅化が押し寄せてきて、すぐお隣が農地を売ったので建設機械が入って樹木や農家を壊し始めた。
5年ぐらい前になるだろうか、春先の春一番の強風が吹いて、ランニングでちょうどここに差しかかった時、一陣の風が吹いて乾燥した畑から黄砂のような土ぼこりが舞い上がった。
私の目の前だったので、風が収まるのを待って農地に挟まれた道を通過していった。
いつぞや、、、昔は農地だったところにできた住宅やアパートの住人が、まだ畑をやっている農家さんにクレームをつけていると見聞きしたことがあった。
先祖代々から百姓をやっていても、周りが住宅地になると、汚い・臭い・ウルさいなどと、新住人たちのクレーム攻撃がすごいらしい。
それで、畑の持ち主が代替わりするときに、持ち主は農地を手放していくそうだ。
農地の固定資産税は安いと聞いているが、そのプレッシャーがあるので専業農家でも相続の時に手放すようだ。
残念ですねーーー。
日本は人口が減ってきているのに、住宅地だらけになって、畑や田んぼがなくなっていく。住宅を作っても実際は空家、空き部屋ばかりになっていく。
こんな立派な栗の木がいつまであるんだろう。
小さなおそろいの花です。
面白いですね、かならず2つで対になって咲いています。
春爛漫が終わって、初夏になりました!