先日、伊豆の天城峠を目指して走っていて、小用していたら何やら目に入るものがあった。
地面に顔を近ずけてみると、きのこの変種かなと見えた。
しかし白くて透明だし、、、幽霊のようにボワーと佇んでいて、、、奇妙なものを発見したと、、、。
50年間山の中を走り回っているが、気がついたのは初めてで、図鑑で調べると日本全国どこでも見られるという。
小さな半透明でくねっている。
花なのかキノコなのかわからなった。
地面から竜のように立ち上がり頭を垂れているので、銀竜草と名付けられた。
すごく小さいけど。
キノコと思ったが、れっきとした多年草の植物だそうです。
葉緑素がない植物なので白い。
それで栄養分はキノコに寄生していただくのだ。キノコは腐葉土や死骸の栄養分を吸収し、さらにギンリョウソウはキノコから栄養を分けてもらって育つ。
垂れ下がった先に花が咲いていて・のぞくと黄色い小さな花が見えます。
受粉すると小さな不気味な実がなります。
植物だから実がなるのは当然ですが、異様な光景です。
記事の最後にリンクした方の観察記録をごらんください。
今のいままで山をトレイルランニングで走り回っていたが、見落としていた。
世は不思議で面白いものです。
高地には栄養分が少ないので食虫植物があるが、キノコに寄生するれっきとした植物があるなんてねー。
薄汚れたギンリョウソウの株もありました。
見つけたところは広々とした感じの林の中です。
昆虫にかじられると色が変色します。だけど毒素でもあるのか昆虫は死ぬらしい!
いっけん柔らかそうだが大根より硬い!
丸で囲ったところあたりにいっぱいあった。
気がつくと、ここだけじゃなく、あちこちにあった。
小用で気がついた奇妙な草でした。
この方の観察がわかりやすい。写真も観察記録も詳しいのでごらんください。
http://www.abaxjp.com/ginryoso-rokko/ginryoso-rokko.html
面白いものを発見したが、コンパクト・デジカメのクローズアップが効かないのと、周りをぼかせないので上手く画像が撮れなかった。コンパクトなミラーレス・一眼デジカメが欲しくなった。キャノンでもパナソニックでもオリンパスでもいいかなー。ランニングのお供なので、撮像素子が大きめで簡素でコンパクトなカメラが欲しい!