TVにて、自分が5年間も留学し住んでいた町ワイマールが出てきて、テレビ画面を見ながら懐かしがっているのも束の間・・・ワイマール(民主)憲法の長所・短所が説明され・・・音楽の勉強が主目的であったとはいえ、自分が5年間も住んでいながら(ブーヘンヴァルト強制収容所へも行ったことがある!)人類にとって大事な歴史を・・・詳しく分かっていなかった自分を強く猛反省したい気分に・・・(悲)
ワイマール憲法の弱点を使って、ナチスは台頭したとのこと・・・
法治国家は今後とも、その最善を目指して、弱点(法律の?)を無くす努力を続け、人類が進んでゆければと願います。
ナチスの愚行を我々は知っているはず!!それが繰り返されないよう、最大限の用心をし、愚行が再び起きることのないよう、気をつけねばならないと思う!!!
すなわちなによりも!戦争がおこらないよう心掛けねば!!!
ブーヘンヴァルト強制収容所・・・ここを訪れた際、鼻から奇妙な緑色の鼻水が出たのです・・・毒素がその土地で消え去っていないのでは!?と実感する恐ろしい体験でした・・・ それはさて置き、民主主義憲法がありながらもナチスの台頭を許してしまった、これを反省し、人類において二度とこんな恐ろしい失敗が起きないよう努めたくないでしょうか
ワイマールという土地の意味する近代・現代の世界を、よく理解し、よりよい選択をしてゆけるよう、自分に出来る限り、考え、実践してゆきたく、思いました・・・
ワイマールにかつて住んでいながら、自分が何をやっとったのか・・・自分自身に憤りすら感じ・・・情けなく・・・猛省
たまたま複雑な社会に生れ、なるたけ御多分に洩れぬ様に物事に処している御蔭で複雑になった人間の、複雑なのは現代人の特権だという様子ほど見ていてうんざりするものはない。何んという醜態だろう。ただ意志を紛失しているというに過ぎないではないか。
(川端康成)
現代人に特権がある、なぞとは思っていません・・・あらゆる時代は、その時の一所懸命と思います。ただ、歴史事実の積み重ねは少なからずあり(クラシック音楽を勉強していると、歴史の積み重ねは音楽を通して実感されます)反省を活かし、よりよきを目指すことは、充実の人生を送るための大事な意志?
音楽というものの根本を考えれば、それはある意味では、未分化の挙動というか、生の挙動そのものだともいえましょう。それは、泣いたり、笑ったり、あるいはクシャミをしたり、というようなこととも深いつながりをもっているだろうと思います。-武満徹
シューマン曰わく「ショパンの音楽、花に隠れた大砲」!?!?・・・正に的確な言葉に思えた