音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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「個性」「ユニーク」 ~ 10月6日(月)のつぶやき

2014年10月07日 | ◆一言◆

「個性」というものが、人類の歴史において、その新たな発展に寄与するにあたっての力を発揮する要素のひとつのように、数日前から考えはじめています。ユニークな人物・天才達の名を、クラシック音楽をしていると、幾人も思い浮かんできます。彼らのパーフェクトな作品とともに!


「ユニークたれ」と、ショパン自身が言っている(手紙に書いている)のを見たことがあります。事実、ショパンは実にユニークな作曲家であり、クラシック音楽の発展に寄与した重要人物の一人です。簡単な実例を挙げると、あんなにまで正確なペダルの指示を楽譜に書いたのは、ショパンが初めて!?と。


ベートーヴェンだって!実にユニーク(独自?唯一?)な存在でしょう!彼の情熱と、完成度のすさまじく高い音楽作品を通じて、「ロマン派」と呼ばれる情感豊か(過剰!?(笑))な芸術が後に咲き乱れることになる、その先駆的役割をベートーヴェンが果たしているようです。このユニークな存在が!


個性偏重を危惧している意見を公開している私ですが、あらためて、ユニークな個性というものの存在価値について考えているところです。歴史の駒を進める役割が、ここに多少あるのかも、と。しかしユニークさだけで、その仕事は達成はされません!ユニークでありながら真実に則していないと!?


ショパンが自分の出版される楽譜に詳細に渡って書き込んだ数多のペダル指示、ピアノを弾いてきて数十年、この見慣れていた楽譜の姿が、実にユニークでありながら、ピアノ演奏芸術における新たな境地・可能性を拡げた、まさにクラシック音楽のレヴェルアップ!?した姿に思えたのです


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