カール・チェルニー作曲《8小節の練習曲 op.821 》
という練習曲集があるのを、皆さまご存じでしょうか?
本当に、たった8小節からなる曲が
全部で・・・160曲(笑)
作品番号「821」という数字もビックリですが、
チェルニーは生涯で1000程の作品(作曲に著作も含め)があるらしく、
すると800台というのは、
割と後年になってのものであろうことが予測され、
実際、
たった8小節の中に、
寸分の無駄もない♪非の打ちどころのない♪
Perfectな音楽がそこにはあるのです。
当番組YouTubeクラシック音楽道場では、
毎度2時間近い長大な動画ばかりが出来てしまう弱点を一部克服したく、
そこで、
この《8小節の練習曲》の存在に行き着いたのです!
以前から、
この曲集のレヴェルの高さには注目していたのですが、
それを、
動画撮影によってご紹介してゆけるかもしれない!?
というアイディアが浮かんできたのです。
2021年あけてすぐ、
早速〈第1番〉を撮ってみましたので、
25分ほどの動画(当社比短め(笑))、
ご覧いただけましたら幸いです♪
【書込み解説】チェルニー〈Op.821 第1番 ハ長調 Allegro「右手、5本指のパッセージ(2,3度等)のため」〉《8小節の練習曲より》【クラシック音楽道場】
ご視聴いただきありがとうございます。こちらの動画は、お手元に楽譜をご用意されて、一緒に書き込みながら勉強していただけたら有意義かと思われます...
youtube#video
【楽曲解説・和声分析】
カール・チェルニー《8小節の練習曲 op.821 》より
〈第1番 ハ長調 Allegro「右手、5本指のパッセージ(2,3度等)のため」〉
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓ 時間をクリックすると目次毎にスキップできます
0:00~ チェルニー《8小節の練習曲 op.821 》より〈第1番 ハ長調 Allegro「右手、5本指のパッセージ(2,3度等)のため」〉
1:17~ Peters版の冒頭に「最低8回は繰返して」
2:51~ 〈第1番〉
3:39~ 調性はC-Durハ長調
3:54~ 【ポジション】を書き出す
8:55~ 5小節、〔転回型〕を意識
10:20~ 和声解析
11:02~ 【II,IV,VI和声解析法】
12:46~ 【黄金分割】
14:59~ 「cresc.」の「階段」、(p)(mp)(mv)(mf)(f)
16:58~ 〔D46〕の和音を大事に
18:04~ 〔D7(ドミナント・属和音) → T(トニカ・主和音)〕で〔全終止〕
18:56~ 7小節、〔倚音Appoggiatura〕の不協和音を大事に
20:32~ 【音価休符】に気を付けると、演奏の質が高まる
22:19~ クラシック音楽の勉強において、部分部分、Perfect完全に勉強し尽くす、ということが有り得る、(生演奏の際に上手く出来るかどうかはさて置き)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼チェルニー【8小節の練習曲 op.821】動画一覧▼
http://www.youtube.com/playlist?list=PL8FTK8c0NoEigio3LQ9I73MzUeX6LAsDH
▼ベートーヴェン【ピアノソナタ全32曲 楽曲和声解析】動画一覧▼
https://www.youtube.com/playlist?list...
▼ドビュッシー Debussy 解析動画▼
https://www.youtube.com/playlist?list...
▼ブルグミュラー【楽曲和声解析】動画一覧▼