11月2日(金)、
横浜市の青葉台フィリアホールにて
フルート葛西賀子&ピアノ瀬川玄
デュオリサイタルを行うこととなります。

プログラムはさまざまな趣向に富むものとなりました。
それは主にドイツでのデュオリサイタルにおいて
人々に喜ばれたフルート&ピアノのレパートリーから選んだものです。
―プログラム―
◆クーラウ : 序奏とロンド ホ長調 作品98
◆J.S.バッハ: ソナタ ホ長調 BWV 1035
◆テレマン : 幻想曲 第3番 ロ短調
◆ドップラー: ハンガリー田園幻想曲 作品26
------------------------
◆ジョリヴェ: リノスの歌-
◆ショパン : ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-1
◆ライネッケ: ソナタ“ウンディーネ(水の精)” ホ短調 作品167
コンサートの幕開けは、クーラウの《序奏とロンド ホ短調》。
ドイツならではの初期ロマン派の香りにリサイタルの始まりを
告げてもらいます。続きましてはホ長調のJ.S.バッハの《ソナタ》。
最近ではバロックの音楽は古楽器によるオリジナル演奏も
数多く演奏されておりますが、バッハの音楽は
モダン・フルートとピアノによる演奏でも生き生きと
その魅力を発揮できると我々は信じております。
そしてフルート独奏によるテレマンの《ファンタジー》、
バッハと同時代のテレマンは、当時バッハの名声をしのぐ
超有名音楽家として活躍しておりました。今日においては
ドイツ・バロックの主はバッハに取って変わられてしまいましたが、
それを単純にテレマンの音楽の魅力がバッハのそれに劣ると
判断するものではないでしょう。そのテレマンの音楽を、
単旋律楽器であるフルート独奏のストイックな魅力とともに
味わっていただけましょうか。
前半の最後は、日本フルート界の生みの親とも言える
故吉田雅夫先生によってその曲の魅力が日本に広く伝えられた
ドップラー《ハンガリー田園幻想曲》で締めたいと思います。
この曲が日本人にも愛されるのは、ハンガリー民族が我々と同じ
アジアの血で遠く結ばれ、我々お互いどこか奥深いところで
共感しあっているからなのかもしれません。
後半の始まりは、フルートのレパートリーとして
もっとも難しいと言われる20世紀フランスの作曲家ジョリヴェの
《リノスの歌》に挑戦いたします。この曲を取り上げるのは、
ギリシア旋法と変拍子に彩られた充実度の非常に高い楽曲であると同時に、
曲の背景である「戦争」という人類の普遍的な悲劇が
鬼気迫る音楽となって今日の我々の心を強く揺さぶるすさまじい力を、
多くの方々と共有したいという願いからです。
その後、《リノスの歌》に昂った気持ちを、
ピアノ独奏によるショパンの《ノクターン17番》で鎮めて、
最後にドイツ・ロマン派の作曲家ライネッケによる
叙情溢れる水の精の物語《ソナタ“ウンディーネ”》を
お届けしたく思います。
――――――――――――――――――――――――――――
我々の力がいかほど及ぶかは分かりませんが、
出来る限りの力を以って音楽に向かい合い、
そしてこれらの名作を多くの皆様と分かち合えたらと
切に願っております!!
皆様のご来場、心よりお待ちいたしております。
…………………………………………………………………
より多くの方々と音楽の面白さを分かち合いたく思い、
音楽ブログランキング、人気blogランキング、
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…………………………………………………………………
この記事に関するコメントやご連絡等ございましたら、
以下のアドレスまでメッセージをお送り下さい。
PianistSegawaGen@aol.com
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フルート葛西賀子&ピアノ瀬川玄
デュオリサイタルを行うこととなります。


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それは主にドイツでのデュオリサイタルにおいて
人々に喜ばれたフルート&ピアノのレパートリーから選んだものです。
―プログラム―
◆クーラウ : 序奏とロンド ホ長調 作品98
◆J.S.バッハ: ソナタ ホ長調 BWV 1035
◆テレマン : 幻想曲 第3番 ロ短調
◆ドップラー: ハンガリー田園幻想曲 作品26
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◆ジョリヴェ: リノスの歌-
◆ショパン : ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-1
◆ライネッケ: ソナタ“ウンディーネ(水の精)” ホ短調 作品167
コンサートの幕開けは、クーラウの《序奏とロンド ホ短調》。
ドイツならではの初期ロマン派の香りにリサイタルの始まりを
告げてもらいます。続きましてはホ長調のJ.S.バッハの《ソナタ》。
最近ではバロックの音楽は古楽器によるオリジナル演奏も
数多く演奏されておりますが、バッハの音楽は
モダン・フルートとピアノによる演奏でも生き生きと
その魅力を発揮できると我々は信じております。
そしてフルート独奏によるテレマンの《ファンタジー》、
バッハと同時代のテレマンは、当時バッハの名声をしのぐ
超有名音楽家として活躍しておりました。今日においては
ドイツ・バロックの主はバッハに取って変わられてしまいましたが、
それを単純にテレマンの音楽の魅力がバッハのそれに劣ると
判断するものではないでしょう。そのテレマンの音楽を、
単旋律楽器であるフルート独奏のストイックな魅力とともに
味わっていただけましょうか。
前半の最後は、日本フルート界の生みの親とも言える
故吉田雅夫先生によってその曲の魅力が日本に広く伝えられた
ドップラー《ハンガリー田園幻想曲》で締めたいと思います。
この曲が日本人にも愛されるのは、ハンガリー民族が我々と同じ
アジアの血で遠く結ばれ、我々お互いどこか奥深いところで
共感しあっているからなのかもしれません。
後半の始まりは、フルートのレパートリーとして
もっとも難しいと言われる20世紀フランスの作曲家ジョリヴェの
《リノスの歌》に挑戦いたします。この曲を取り上げるのは、
ギリシア旋法と変拍子に彩られた充実度の非常に高い楽曲であると同時に、
曲の背景である「戦争」という人類の普遍的な悲劇が
鬼気迫る音楽となって今日の我々の心を強く揺さぶるすさまじい力を、
多くの方々と共有したいという願いからです。
その後、《リノスの歌》に昂った気持ちを、
ピアノ独奏によるショパンの《ノクターン17番》で鎮めて、
最後にドイツ・ロマン派の作曲家ライネッケによる
叙情溢れる水の精の物語《ソナタ“ウンディーネ”》を
お届けしたく思います。
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我々の力がいかほど及ぶかは分かりませんが、
出来る限りの力を以って音楽に向かい合い、
そしてこれらの名作を多くの皆様と分かち合えたらと
切に願っております!!
皆様のご来場、心よりお待ちいたしております。
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