音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆作曲家の「楽譜に書き記す心意気」のほど ~ C.Ph.E.バッハの場合

2010年06月12日 | ◆一言◆
C.Ph.E.バッハ『正しいクラヴィア奏法』より

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私は曲を記譜するにあたって、必要なことはすべて記入した。

しかもそのうえ、どんなに些細なことでま書き漏らさないようにと、
私自身何度となく、
最大の注意を払って全体を通して弾いてみたので、
読者がそのすべてに注意を払うならば、
それによって手の器用さばかりか趣味もまた、
他のもっと難しい曲を学ぶのに十分なほど鍛えられていくものと考える。

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巨匠自身の語る楽譜に対する心意気が現れている文章といえましょうか。

毎度思うことですが、
「楽譜を通して音楽するクラシック音楽の醍醐味」は
この言葉を通してもみると、ことさらに見事に
当てはまるように思われました。







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