音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆青葉台フィリアホール・リサイタル 終演

2008年03月05日 | 音楽(一般)
昨日、フィリアホールでのリサイタルを
お陰様で終えることができました。

大勢のみなさまにお越しいただき、
ベートーヴェンとショパンの音楽の時を
共に過ごしていただけましたこと、
心より感謝いたします。

そして、
共演者の田添さん!!
彼女の美しく・臨場感ある朗読のおかげで、
昨晩のコンサートは、より一層充実したものと
なることができたのだと思います。

色々と慣れない不手際・なんとそのまま
舞台に座っていただくハメになってしまい、
窮屈な思いをさせてしまっていたらごめんなさいでした・・・

それにしても、
背中越しに聞こえてくる田添さんの声、
『ハイリゲンシュタットの遺書』と
『不滅の恋人への手紙』という
個人的には何度も読み返し、馴れ親しんだ文章でありながらも
リアルタイムにそれを反芻し、
そのまま演奏に移ることができるという経験は、
今までに無い、貴重なものと、今思い返してみて強く思われます。

「言葉の力」は、演奏する立場の者にとっても
それがよりリアルな現実となって立ち現れるかのようで、
それが「音楽」となって再現されるための
大きな相乗効果となって助けてくれたよう、感じていました。


田添さん、本当に、本当にありがとうございました!!


そして、
重ね重ね、
ご来場いただけました大勢の方々、
みなさま無くして、あの演奏会という場は
成立することは決してなく、みなさまが
あの時・あの場にいらっしゃること、
共にピアノという楽器を通して、
ベートーヴェン、ショパンという大作曲家の残してくれた
素晴らしい作品を、今を生きる一人の人間が
今出来る精一杯の演奏をしようとする姿を
見守っていただけることで、
コンサートというかけがいのない一期一会の瞬間が
成立するのだと思うのです。

ご来場いただき、本当に、本当にありがとうござました!!
またお目にかかれる日を、楽しみにしております!!
これからも、がんばります!!


◆追記
『ハイリゲンシュタットの遺書』『不滅の恋人への手紙』に関して
↑「馴れ親しむ」なぞと軽率な言葉は
使うべきではなかった・・・そんな
生半可なものではないと、反省させられます・・・




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