音楽には、
拍子がありましょう。
4拍子とか、3拍子とか、2拍子とか言われるのがそれです。
あるいは、
「8分の6拍子」というのは、
三連音符型が「二つ」集まったものと捉えられます。
そう考えると、
「8分の3拍子」というのは、三連音符型が「一つ」で、
一小節が1拍子、とも考えられるわけです。
さて、一小節が1拍子となってしまったら、
あまりに音楽が単純になり過ぎてはしまわないだろうか!?
というと、そのような心配は必要なく、
次のレヴェル・位相として、
数小節がいくつか集まって成す「楽節」という単位が出てきます。
楽節の基本的な多くは、
偶数周期の楽節感が馴れ親しまれたものといえましょう。
たとえば、「2小節+2小節+4小節(合わせて8小節)」といった流れは、
聴いていて納得しやすく、心地よい楽節感です。
前置きがながくなりましたが、
「拍子」「楽節」いずれにせよ、今回考えてみたいことは、
両者に共通する音楽する者の仕事は、
「数える」
ということに尽きるのではないでしょうか。
3拍子の上記のような楽節感があったとしたら、
「1,2,3, 2,2,3,
1,2,3, 2,2,3,
1,2,3, 2,2,3, 3,2,3, 4,2,3,」
というキレイな流れが見出せるでしょう。
「音楽において数えるということ」、これは、
「リトミック」など、幼少の頃から訓練されることも推奨され、
初歩の音楽教育においては、大切に教えられる基本中の基本で、
そのような基本的なこと、今更
「音楽において数えることが大事だ」なぞとは、と、
可笑しい気もするかもしれません。が!!
これは、きっと可笑しいことではない、と思われるのです。
基本と呼ばれるものの奥深い面白さがあると信じられる今日この頃、
音楽しながら、演奏する側も、あるいは聴く側も
「数える」
という作業を念頭に置くのなら、
(意識的にしろ、無意識にしろ、それはどちらでもいいとも思う)
それが、そこにある音楽を、その人が共有する
大きな根幹となるのではないかと思うのです。
それが、その音楽を「面白い」と感じられる一つのコツとも言えましょうか。
例え易しい基本的なものであっても、
あるいは上級者向けの難解なものであっても、
音楽において「数える」ということ、
今一度、その基本に着目してみるのは、
とても有意義で充実したものであるように、思われました。
♪
拍子がありましょう。
4拍子とか、3拍子とか、2拍子とか言われるのがそれです。
あるいは、
「8分の6拍子」というのは、
三連音符型が「二つ」集まったものと捉えられます。
そう考えると、
「8分の3拍子」というのは、三連音符型が「一つ」で、
一小節が1拍子、とも考えられるわけです。
さて、一小節が1拍子となってしまったら、
あまりに音楽が単純になり過ぎてはしまわないだろうか!?
というと、そのような心配は必要なく、
次のレヴェル・位相として、
数小節がいくつか集まって成す「楽節」という単位が出てきます。
楽節の基本的な多くは、
偶数周期の楽節感が馴れ親しまれたものといえましょう。
たとえば、「2小節+2小節+4小節(合わせて8小節)」といった流れは、
聴いていて納得しやすく、心地よい楽節感です。
前置きがながくなりましたが、
「拍子」「楽節」いずれにせよ、今回考えてみたいことは、
両者に共通する音楽する者の仕事は、
「数える」
ということに尽きるのではないでしょうか。
3拍子の上記のような楽節感があったとしたら、
「1,2,3, 2,2,3,
1,2,3, 2,2,3,
1,2,3, 2,2,3, 3,2,3, 4,2,3,」
というキレイな流れが見出せるでしょう。
「音楽において数えるということ」、これは、
「リトミック」など、幼少の頃から訓練されることも推奨され、
初歩の音楽教育においては、大切に教えられる基本中の基本で、
そのような基本的なこと、今更
「音楽において数えることが大事だ」なぞとは、と、
可笑しい気もするかもしれません。が!!
これは、きっと可笑しいことではない、と思われるのです。
基本と呼ばれるものの奥深い面白さがあると信じられる今日この頃、
音楽しながら、演奏する側も、あるいは聴く側も
「数える」
という作業を念頭に置くのなら、
(意識的にしろ、無意識にしろ、それはどちらでもいいとも思う)
それが、そこにある音楽を、その人が共有する
大きな根幹となるのではないかと思うのです。
それが、その音楽を「面白い」と感じられる一つのコツとも言えましょうか。
例え易しい基本的なものであっても、
あるいは上級者向けの難解なものであっても、
音楽において「数える」ということ、
今一度、その基本に着目してみるのは、
とても有意義で充実したものであるように、思われました。
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