今朝もベートーヴェン《ハンマークラヴィア》を勉強中・・・以前この曲を演奏したのは、数えてみたら今から7年前。その時の自分の楽譜への書込みが見付かり、それは体の動かし方を「大きな矢印」で表すもの。この書込み方はあまり確実ではなく、今は使っていない。勉強の過程・変遷を懐しく思いました
楽譜に体(上半身)の動きを矢印で書き現わす方法は、松葉のクレッシェンド等では有効だけど、その他のところではその時の気分で左右されてしまう危険が感じられ、この書込みは自分には定着しなかった・・・ 楽譜の書込みは、気分に左右されない確実な事を記したく、書き方を工夫するようになりました
作曲者が指定する「長いペダル」が時々見受けられます。「Ped~※」のように書かれていると思うのですが、この長いペダルを意識できるよう勉強するための書込みに、自分でPedの横に「sempre」と書き入れる方法を今、思い付きました。これはメンデルスゾーン《無言歌》にあった書き方の応用
・・・楽譜を見ながら泣きたくなってしまった・・・ベートーヴェン《ハンマークラヴィア》3楽章の最後、ベートーヴェン自身が「黒い調性」!と呼んだh-mollを経由しながら、減7の和音で叫び続ける!!・・・師匠が言った言葉が思い出されます「ich will sterben!!」・・・
・・・こんな音楽を、どうやって公然と話しながら、今度のクラシック音楽道場で出来るのだろう・・・不安です
人間の生活を一番よく知っている人が一番立派な文学作家なのだ。私はもう、それを信じて疑わない。他はみんな附けたりだ。それでなくて何が文学というものが面白かろう。文学だと思って読まなければ面白くないような文学は私はもういらない。 (批評について)
再び力が湧いてくる。 内部に 存在の拡がりを感じる。 心の太陽から 力強く 思想の光が輝く。 その光は 人生の謎を解明し 暗い願いに 希望の光をもたらす。-魂のこよみ-