音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆世界最高峰の音楽のひとつ ~ ラヴェル作曲《オンディーヌ》

2010年01月24日 | ラヴェル Maurice Ravel
先程、お陰さまで
神奈川県立音楽堂におけるコンサートを終了してきました。

ご来場の皆さま、主催者の皆さま、関係者・協力者の皆さま、
本当にありがとうございました!!


本日の公演は、主にフルートとピアノのデュオをメインとしたプログラムでしたが、
唯一、
ピアノ・ソロの曲を取り入れましたのが、
ラヴェル作曲《オンディーヌ》でした。

終演後、
フルートの関係者が多い中、
多くの方々から「ラヴェルの《オンディーヌ》も凄かった」
とのお言葉をいくつもいただきました。

これは、自分の演奏を自慢したいなぞというわけでは決して無く、
そうではなくて、
ラヴェルの《オンディーヌ》が、
この音楽を初めて聴く人達の心をしっかり掴むことの出来る
「強い音楽の力」を有するクラシック音楽における「至極の名作のひとつ」
であるということの確信を得たように思えたということを言いたいのです。


もちろん、演奏の反省としては・・・
ピアノのレパートリーの内でも超難曲のラヴェルの作品、
このような大舞台で演奏できる機会をいただきありがたくも、
舞台上でのプレッシャーも加味してか、
細やかな部分では、まだまだの不出来を痛感せずにはいられないのですが、
ラヴェルの音楽の力、オンディーヌという物語のファンタジーの力をもって
皆さまに演奏を喜んでいただけたとしたら、
これ、演奏者としての本当にありがたく嬉しいことなのであります・・・



ラヴェル作曲《オンディーヌ》
(ピアノ曲集《夜のガスパール》第1曲)
どうぞ、ご賞味くださいませ

素晴らしい・すごい音楽です。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆「気を使う」ということ | トップ | ◆人が音楽に感動するのは「抑... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。