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音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆J.S.バッハ《ゴールドベルク変奏曲》を聴きながらベートーヴェンが思い出された

2010年07月08日 | ◆一言◆

今夜は、
東京の晴海、第一生命ホールにて
J.S.バッハ作曲の大曲《ゴールドベルク変奏曲》を聴いてきました。

演奏者は、イタリア人ピアニストのアンドレア・パドヴァ氏で見事な演奏!!

これが後半、
ピアノによる演奏で(←チェンバロで弾くのが元来の姿といえるから)、
実は前半は、
日本人奏者、大木和音さんのチェンバロでの演奏による
J.S.バッハ《パルティータ第1番》《同第6番》でした。
(こちらも端正な見事な演奏!!)

よって、一晩で、チェンバロもピアノも両方聴けるという
なんともお得なコンサート(!?)でした。

よって、
ちょっとチェンバロに慣らされた耳だったからか!?
後半のピアノによるバッハの音楽・・・

しばらく聴きながら、次第に思いが巡ってきたのは、


あぁ・・・やっぱり
この曲《ゴールドベルク変奏曲》は
ベートーヴェンの後期の作品《ピアノソナタ第30番 op.109》終楽章に
つながるんだな~・・・と。

 

J.S.バッハ《ゴールドベルク変奏曲》とベートーヴェン《ピアノソナタ op.109》のつながり。
(正確には、ベートーヴェンがバッハを参考にし、吸収していったと言うとよいでしょうか)
これは有名な話です。

40歳を超えたベートーヴェン、人生で最も深刻なスランプの時期・・・
それを脱する礎となったのは、
大バッハの作品をベートーヴェンが今一度深く研究したことが大きかった
と伝えられています。

そしてそれは事実のようです。
実際、
その面影が、今日、ピアノによる《ゴールドベルク変奏曲》を聴きながら、
なんだかまざまざと、ベートーヴェンの《op.109》へのつながりとして
実感できたような気がしたのでした。

(今日はその詳細を検証することは避けます;汗
興味のおありの方は、是非ともネットで色々と検索してくださいませ。
きっと、色々出てくると思います。(他人任せ・・・爆))







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