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ショパン作曲の名作、
《スケルツォ第2番 op.31》
冒頭を、ショパン自身が「死の館のような雰囲気で」
と言及したのが確かならば、
やはり、きっと、
この音楽は、「死」と「生」と、その狭間にいる「人間」をテーマとした
大スペクタクル・ドラマなのではないだろうか!?
というアイディアが、
今日は一段と強く感じられました・・・
中間部の、超絶技巧を要する
ピアノの鍵盤の上下を飛び回る(正確には、上声部と下声部と中声部が一斉に発言しているから、鍵盤上は「飛び回っている」かのように見える、と解釈したく思います)、
凄まじい音楽は、
狭間にいる人間が(魂が!?)「救いの手」と「死の手」の両方に引っ張られて、
まさに・・・「魂が引き裂かれん」ばかりの
壮絶なシーンのように・・・見えた気がするのです・・・
果たしてこのドラマ・・・
「生」と「死」の決着はつくのでしょうか・・・?
決着はつく、のだと思います。
曲の最後を聴けば、きっと誰もがそう思えるはず!!
素晴らしい「生」の勝利が!!!!
まるで聖剣エクスカリバーで「死」を一刀両断したかのような!?
ショパンは、この曲を書いた後も生き続け、
もっともっと、沢山の素晴らしい作品を書き続けたのは
我々の知るところです。
彼は、ショパンは、生きたのです。
決然と、力強く!!
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